動画

2008年7月22日 (火)

2008城北五区高段者大会

朝から高体連第1支部の講習会で、指導&乱取りを3時間こなし、
すぐさま会場に車を飛ばしていきました。

午前中は少年と有段者の混成チームで、区対抗の試合が開催されていました。
春日クラブや足立学園の子達も大勢参加していたようです。

この大会は全国・東京都に次ぐ高段者大会シリーズのひとつで、
城北五区(北・板橋・豊島・練馬・荒川)で構成されています。
Sany0561

勝つと0.5点、引き分けると0.25点貰えます。
僕は現在5.5点を保持していまして、10点を目標に稼いでいます。

午前中、思い切り汗をかいてきたので、アップの必要なし、
リラックスして試合を待ちます。
Sany0551 Sany0556

既に会場では「なんでお前が出るんだよsweat01」的なことを会う度に言われます。。。
昇段するためには仕方ないんです。。。

さて今回のお相手は芝 明朗選手(板橋区)です。
僕よりも少し大きい選手ですが、8才年上です。

では試合の映像をどうぞ。

組み合うと、力強く、組み負けそうになりました。
すぐに寝技にいっては勿体ないので、最初は立ち勝負を挑むつもりでした。
最終的には巴十字か春日ロック狙いで。

ところが、挨拶代わりの内股を両襟を持って放ったところ、
それを耐えた相手選手が力なく崩れました。

え?!
ま、またなにか・・・・・・sweat01

審判は集まってコソコソ話しています。

「もう無理でしょ」
「やめましょう」

え?!このまま終わっちゃうの?止めて!
もう少しだけやらせてよ。

そういう気持ちと、周りからの『あ~ぁ、やっちゃったよ・・・』的な視線が痛い。。。down

結局、そのまま相手は立ち上がるのもやっとの状態で棄権。
僕は一応、『棄権勝ち』ということで、通常通り0.5点貰えるそうです。

相手選手は、内股を堪えた瞬間、軸足のハムストリング(太ももの裏側)が、
ブチブチと音を立てて肉離れしたらしく、試合後もずっと起きあがれない状態でした。
普段の稽古量が少ない、高段者大会ではよくある光景です。

しかしながら、タイ国際決勝とこの試合と、変な試合が続きます。。。

とりあえずはトータル6点になりました。
応援ありがとうございました。

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2008年7月14日 (月)

2008 タイ国際 [結果]

昨夜発の便でバンコクを出発、今朝成田に着き、通常通り出勤し、
普段通りの生活に戻りました。

今回、色んな意味でまた『勝負』がしてみたくなり、
ワガママを言って休みをもらい、自費でタイ国際に挑戦してきました。
Sany0371(バンコクの中心街)

挑戦とはつまり、自分への挑戦。
どこまで試合まで取り組めるか、身体が動かせるか。
練習していることを実戦で極めることが出来るか。
そしてプレッシャーに打ち克てるか?!

それをを克服する1つの要素として、僕がテーマに掲げたのが
『脱力』です。

しなやかな動き、素早い対応、柔軟な思考、そしてスタミナの節約、
それをを求めるには完全にリラックスした状態が不可欠だと思いました。

現地では足立学園の後輩、塚ちゃん(タイ滞在中)が差し入れを
持って応援に来てくれました。

またラオスから協力隊のしんご君が、選手と共に来てくれました。
(撮影もやってくれましたmovie

香港からは同期の安達春樹がコーチとして来ていて、
台湾国際の時と同じく、バカ話で盛り上がり、とてもリラックスさせてくれました。
Sany0429(右端はタイの協力隊員オノ君、義肢装具士です)

さて試合の方です。
Sany0342

1回戦 DINH HUU LOC(ベトナム) 腕挫腕固で一本勝ち(約30秒)
最初は柔らかく組んで、相手の様子を探りながらやりました。
序盤、春日ロックを狙いますが、手が挟まってしまい、両手を組むことが出来ず。。。
次に組み合った瞬間、相手の釣り手が下を握っていったので、
腕挫腕固を仕掛け、引き込みながら一気に極める。
(この技法はDVDで解説されています)
Sany0368

2回戦 CHO JAE-KYUNG(韓国) 巴十字で一本勝ち(20秒)
国柄としては一番警戒すべきところ。
やはりまずは様子を見ながらと思っていましたが、
組んですぐ、身体が勝手に動いていました。
ちょっと肘の位置が浅かったので、強引に引っこ抜いて極めました。
Sany0360 Sany0363

準決勝戦 GARY MACLAY PATRICK MEGAN(マレーシア)
腕挫膝固で一本勝ち(約10秒)

ここまでくると、テンションもかなり高まっており、集中力も増していました。
組んだ刹那の早業です。ご覧アレ!(この技法はDVDで解説されています)

決勝戦 ACHILLEUS RALLI(タイ)
決勝は、地元タイの選手との対戦でした。
序盤はスタミナ温存で探り合い、1分を過ぎたところから巴投で
寝技のチャンスを狙っていきました。

再び、今度は横掛から二段で巴投を狙います。
相手が寝技を嫌い、両手を広げて立ち上がろうとします。
僕はそれを強引に投げていきました。

相手は股間を押さえ、ジタバタしています。
彼は準決勝、GSの接戦を勝ち抜いてきたのでスタミナを消耗しています。
だからあからさまに休憩していました。
サッカーの選手が、ファウルを誘うためにやるような手法です。
 ※だって股間を蹴ったような感触無かったしfoot

すると主審が合議を始め、ジュリーが登場し、即座に僕が反則負けになりました。
『故意に股間を蹴った』から反則負けとのこと。

え?嘘だろ、冗談だろ?!
しかし現実に起こってしまいました。

相手も、意外な展開で勝ちを拾い、大喜びして握手を求めてきました。
さっきまで悶絶していたはずの選手がsweat02

ホームタウンディシジョンとはいえ、僕が見たこともないような強引な結末でした。

これなら、巴投や内股で投げられたら、
「あいつはわざと急所を蹴ってきた。もう試合続行できない」
と抗議したら、それだけで勝ちになってしまいますからannoy

結局、今回僕は2位という結果になってしまいました。
調子もよかったし、これまで頑張ってきたし、残念でなりません。

Img_6742

その後暫くは、色んな意味でゴールデンボーイと呼ばれていました。

改名:キンタマロック

冗談はさておき、台湾(3位)、タイ(2位)とここまで来ると、
優勝せずには辞められなくなってきました。もう意地です

Img_6752 (足立学園柔道部後輩の塚ちゃんとその仲間)

というわけで、残念会兼誕生日会をやりましょう!たかの先輩ribbon

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2008年6月24日 (火)

タイ国際に挑戦

タイ国際に出場します。

いきなりですけど。。。

7/11、12とバンコクで開催されるタイ国際に挑戦することになりました。
もちろん、強化選手でもないので
自費での参加です。

今回も73kg級での挑戦となります。
今は70kgくらい。夏バテも相まって、そこそこ絞れています。

なぜ今更、そんな挑戦をするのかと言えば、
柔道が好きなんですheart02『面白い』と言ってもいいかもしれませんね。

酒もタバコもギャンブルもやらない僕は、柔道が趣味みたいなもんです。
(あ、アッチは好きです
lovely

緊迫した緊張感の中で、勝負をする。
これ以上のギャンブルはないです。

コレが最後と思った台湾国際、なんだか悔いが残りました。
あの時よりも確実に弱くなっています。
でも寝技の技術は向上しているはずです。
こんなスリリングな経験は一生涯で、もう最後かもしれません。
だから思いっきり勝負を楽しんでこようと思います。

そして今回のテーマは
『脱力!
心と身体の力みを一切せず、少ないスタミナを有効活用する。

「じゃ、一本稽古しましょうか」
的なノリで勝負しようと思っています。
この挑戦のために、冬のボーナスを少し残しておきました。

そしてこの試合映像を、DVD次回作の特典映像にするため、
ハイビジョンのビデオカメラxactiも購入(\60000)しました。
あとは頑張るだけですsign03

既に準備は着々と進めています。
色黒で変形柔道する選手との乱取り、
巨漢選手との乱取りで、外国人対策はバッチリです。
そんな稽古の風景をどうぞ。

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2008年5月17日 (土)

ダイジェスト

こんなものを編集してみました。
まだまだ「繋ぎ方」「音楽との融合」が未熟な気がします。
また、見もフタもないのですが、投げた方が格好いいですね。。。

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2008年5月14日 (水)

動画

ClipCastという動画サイトがあります。
ここで動画を編集して、このブログにアップしています。

ここを見たら、これまでの動画も一気に見られるので
どうぞ、お楽しみ下さい。→サイトへ移動

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2008年5月12日 (月)

2008東京都高段者大会

いま五段の僕が、六段に昇段するためには、最短でもあと3年(2011年)かかります。
僕が五段になったのは2004年でした。修業年限は7年です。
昇段の規定は、とても複雑で、試合成績、形、審判、指導歴などを加味して審査されます。

講道館の指導員として、段位と形はとても重要なので、
僕も一人前になるために、最短での六段昇段(紅白帯)を目指しています。

9953523091013

たかの先生も、飲み屋のお姉ちゃんに自慢するためkissmark
せっせと昇段のための点数を溜めています。

昇段するためには、同じ段位の選手に勝たなければなりません。
勝つと1点です。引き分けると0.5点です。負けると点数は貰えません。
僕は今4.5点ありますので、確実に1点を稼ぎに行きました。

その日は朝から、大会の審判を仰せつかっていました。
朝8時に出勤して、東京都の女子体重別大会、都民体育大会を裁きました。
係員も、僕もかなり疲れちゃいました。

Dscf2798 見事に全滅する係員達(笑)

そして3つめは僕の試合です。

対戦相手は栗原正幸選手。
講道館でもよく稽古をしている、お馴染みの方です。
大先輩のように見えますが、僕の方が先輩です。

講道館柔道といえば、足技!
僕も投げれるものなら投げてみたいです。
というわけで、今回も内股を連発してみます。が、不発down

観客席から「小室先生ファイトgoodの声が聞こえる。
これ、超スキなんです♪

声援に応えて、春日ロックを敢行!
子供達よ、こうやって極めるのだgood

しかし、途中でクラッチが外れてしまう。油断しました。
クリリンは意外と力がある。

そこでもう一度、投技を狙う。でも内股は不発downdown
もう駄目だなと諦め、巴投はは我慢して・・・
小外刈を仕掛けて、相手の右足を引かせる。
ここでもう一度、内股を仕掛けるフリをして、大外刈りで引っ掛ける。
大きく踏み込んで刈り上げるつもりが、巻き込んじゃいましたdown

決まり技としては、大外刈でしょうか?払腰なのかな?


ブッチー先生も出場した都民体育大会・決勝戦の映像です。
この試合を含め、全ての試合を一本勝ちしたブッチー先生は、
世田谷区の優勝に大きく貢献しました。
但し、決勝戦の途中で仕掛け損なった腕挫十字固はヘボいです。

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2008年5月10日 (土)

ブドーチャレンジ

足立学園教員時代、アメリカ・ロスで格闘技の試合に出場しました。
(その時のブログ記事は消えちゃいました。。。)

その大会は【ブドーチャレンジ】という名前で、
ヒクソン・グレイシーが主催していました。
(もちろん、本人と話しも出来ましたし、握手もしました♪)

日本代表は僕を含めて、こんな5名の選手が招待されました。
勝村選手(格闘家)
高瀬大樹(格闘家)
小斎武志(柔道・道路公団)
青木真也(柔道・格闘家)

Photo

ロスへの航空券や宿泊費などは、全て出してくれましたnote

この大会は柔術に似ていますが、一本を狙う攻撃に
よりポイントが加算されるようなルールでした。
引き込みは禁止されませんが、マイナス1Pになり、
極まりかけた絞技、関節技には3P入るルールでした。

思い出深かったことをいくつか。

●ビーフボウル
当時、日本では輸入牛肉が規制されていました。
しかし、ロスにある吉野やでは牛丼が売っていまして、
飽きるほど食ってやりました!

●タメ?
同部屋だった高瀬大樹。
出会ってから数年、先輩だと思っていたんですが、
ロスで過ごした数日間で、タメ年だったことが判明!
急にため口になる。

小斎先輩
小斎先輩は決勝で相手の手を咬み、反則負けしちゃいました。
帰国後、成田には奥さんとお子さんが向かえに来ていて、
今度、袖車絞を教える約束をしました。
まさかあんなに元気で強かった小斎先輩が急逝するとは思いもしませんでした。合掌。

●英語力の無さ
ルールミーティングで、ヒクソンの話す英語は、半分くらい理解できました。
そんなに難しいことは言っていませんでしたから。
でも完璧には理解しないまま、試合に出てしまいました。
それがタメに、決勝では減点されているとは全く分からず、
リードしていると勘違いし、ポイント負けしてしまいました。

●そしてDVD
その後、このブドーチャレンジという大会は企画倒れになっているようです。
チャンスがあれば、もう一度挑戦したい。そんな大会です。
そんな未練があるもんだから、いつもそのサイトを見ています。
見ていたら、この大会のDVDが売っていました。
日本まで発送してくれるのか、とても不安でしたが、先日届きました。

●コムロック
初戦はベルギーの選手だったと思います。
特に説明は不要ですね。カメラアングルがイマイチですが、
コムロックでサックリ一本勝ちです。
つーか「SHOJI」って。。。sweat02

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2008年4月29日 (火)

2008全国高段者大会

朝5:00起床

バナナジュースを飲んでランニング
入念なストレッチ

完全に本気モードで講道館に出勤
柔道五段&B柔術黒帯の林俊介さんと調整練習
アップなのに、段々寝技の乱取りが楽しくなってくる

今年は嘉納治五郎師範が亡くなって70年
試合前には式典を行う
僕は黙々とアップを行う

試合は年齢順なので、すぐに出番、第4試合だ

僕の対戦相手は中川慎太郎選手
(近代福山ー日本大学ー香川県警)という経歴

高校時代、同朋高校で行われた合宿で練習試合をしたことがある
その時は引き分け。無論、今でも侮れない選手

高段者大会では、程良く引き分けちゃう対戦も散見される
僕はいつだってKY!ガチモードですspa

最初はちょっと緊張する。これが堪らない
試合場に入る寸前
なぜか顔がにやけてしまう

組んですぐ、中川選手の背負投を受ける
受けきったつもりで引き込むが、結構、微妙な感じ(効果ぐらい?)

腕挫十字固に移行する
林さんに習った『X十字固』か、青木真也から習った『Z十字固』を
狙おうとしていると、逃げられる。。。

内股は不発。。。
(試合になると、全然決まらなくなる。。。)

相手の技を外し、袖車絞を狙う
中川選手も、僕の左手を防ごうとする
寝技の展開で組み手争いになる
咄嗟に左手がタスキ掛けになる(チャンス!)

袖を握って逆回転し、肩固で抑える
『抑え込み!』の宣告

ただ、抑え込みにしては不安定だったため、一気に締め上げてタップアウト!
袖車絞で一本勝ち!

実は中川選手とはお友達
友達の首を全力で絞めるって、特異な関係
sweat02
柔道だから仕方ないけど。。。

試合後、気さくに声を掛けて貰い握手
近況を報告し合うgood

しかし、今年も優秀選手選手には選ばれず
間違いなく、肩固で相手が諦めて「参った」したと思っている
袖車絞です!

選考委員には「抑え込みでは選びずらい」と言われる。
まぁそれに関しては、半ば諦めている
しかし!
投技の一本、固技の一本、なぜに優劣が付くのか?!
それよりむしろ、袖車絞で一本を取るのは難易度高くない?!

愚痴はこれくらいにして・・・・
これで昇段のための点数が4.5になった
来月は東京都高段者大会、暴れます!

obakekoalaさん、N・Yさん、映像ありがとうございました!

たかの先輩のブログでも、別角度から撮ってくれました。

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2008年4月18日 (金)

試合のお知らせ

さて、そろそろ試合が近づいてきました。

4/28 全国高段者大会(10時、講道館)

5/11 東京都高段者大会(14時、講道館)

いずれも五段の部です。

僕の試合は昨年秋の、東京都高段者大会以来です。
実戦からはかなり遠ざかっている感がありますね。

プレッシャーは殆ど無いので、凄く楽しみです。
どんな技で仕留めてやろうか?
そんなことばかり考えています。
 ※そういうときに限って、コロッと投げられるんですよね。

いま71kgあるんですが、もう少し体重を絞って69kgくらいにしようと思います。

徐々に乱取りの回数も増やし、組み手争いもやっていこうと思います。

少年部の中学生には悪いけど、関節技もバンバン練習します。

イイ感じで極まった動画を提供できるよう、頑張りまするんるん

こちらは昨年の動画です。

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2008年3月25日 (火)

勝手に命名『春日ロック』

たかの先輩が「大人のための柔道講座」というのを開設しています。
僕も負けじとやろうかと思っていたのですが、なかなか実行できませんでした。
とうのも、完成度が高いモノを目指しすぎたようです。

初めての試みですが、良い技が完成したので紹介します。

今回のテーマは2つあります。

  1. 小学生(初歩レベル)から大学生(トップレベル)まで幅広く対応できる
  2. 担ぎ技系の掛け逃げに効果がある

この技術はレスリング技術を応用しています。
なので当然、裸体でも仕掛けることが出来ます。
もちろん、レパートリーを増やしていくと、絞め技と関節技も併用できます。

僕が大学3年の頃、増地先輩(筑波大学監督)と2人、
欧州(イギリス、オランダ、ドイツ)に武者修行に出かけました。
その時、この技の原型をオランダで習いました。
しかしこの時は「この技は手足が長く、力の強い外国人向きだ」と思い、
本気になって身につけることはありませんでした。

いま淑徳大学のコーチをしていますが、ゆかちゃんという選手がいます。
彼女はレスリングも経験していたそうで、巧みなレスリング技術で
昨年、全日本ジュニアで活躍しました。

そんな原点と、ゆかちゃんの活躍、そして掛け逃げへの対応、
そんなことが頭の中で繋がり、1つの技術体系が完成しました。

ポイントは3つあります。

  1. 頭と片足、これをタスキ掛けにクラッチ(握る)します
  2. 相手をコントロールしながら背中をしっかり畳に着ける
  3. 抑え込み中はクラッチが命です。外れそうになったら腕挫十字固に移行

動画では、受けのウッチーが片足を出し、腕を通しやすくしています。
ですが実際には足を出してはくれません。ここに苦心しました。

どうやったら足を出してくれるのか?足を出させることが出来るのか?
その最大のポイントは内緒です(笑)
次回作『コムロック2』を待つか、講習で呼んで下さい。(どこでも行きます)

ちなみに、動画では見せていませんが、担ぎ技系のかけ逃げしてくれると、
面白いようにスカッと極めることが出来ます。
また絞め技との併用も可能です。

乱取りで使用している動画はコチラです。(ラオスの選手と)

今、これを少年部の高学年に仕込んでいます。
とにかくしつこいくらい、徹底してコレを練習させています。
基本形だけですけどね。

彼らに僕たちの技だ!って思わせるために
『春日ロック』と命名しました。

今の課題は、子供達はすぐにクラッチが切れてしまうこと。
国際規定では抑え込み10秒で効果が貰えますが、
講道館規定では20秒でやっと有効です。

ある研究では15秒抑え込めたら、大概は一本になるという結果が出ています。
まずは15秒、キッチリ抑え込めるクラッチを研究したいと思っています。

映像編集の方も結構頑張りました。感想、お待ちしています。

PC前で頑張っているとこ。

Img_1913

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2008年2月 1日 (金)

袖車絞の映像2発(+おまけ)

2002年、千葉県国体予選(73kg級)の映像です。

1つめの試合は国際武道大生との対戦です。
かなりの身長差です。。。

左の相四つでしたので、勝敗を左右するのは【奥襟】です。
奥襟を持たせないかどうかが重要です。

徹底的に、相手の釣り手は押さえつけ、袖釣込腰や肩車を狙います。
が、不発。。。

そこで、僕にとってはとっておきの技術。
相手が奥襟を持ちに来るのと同じタイミングで、右の小内巻込を仕掛けます。
一本になってもおかしくないくらいのスピードでした。
コレ、結構使えますよ。特に自分より大きな相手に。

相手が亀になったところで、すかさず横から入る袖車絞。
回転しながら絞めて一本となりました。

2つめの試合は決勝戦。
阿達剛(千葉県警)選手との対戦でした。
彼は講道学舎出身で、警察チャンピオンにもなっており、強豪でした。

巴投からの腕挫十字固を仕掛けますが、読まれていました。
この時、僕の首がボギボギッ!と恐ろしい音を鳴らし、
僕は暫く回せないほど、首を痛めてしまいました。

勝負を決めたのはこんな流れでした。
肩車-スイッチバックから背後へ-横から入る袖車絞&肩固

フィニッシュの形は殆ど同じでしたが、決勝の阿達戦は、
結局、肩固での一本勝ちとなりました。

正直、厳しい勝負でしたが、絶対的な切り札が、
ここぞという場面で効果を発揮しました。

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2008年1月25日 (金)

コンテンダーズ8 トイカツ戦

前回のヤノタク戦に続いて、今回はトイカツ戦の動画です。

【コンテンダーズ】
宇野薫選手が主催する格闘技イベント。
ルールは
一切の打撃が禁止、
あらゆる投技、関節技、絞技がOK
服装は自由と言うモノです。

試合のことは、以前もコラムに書いていますので、参照してください。
もう5年も前になるんですね。。。
トップページから「Column」→2003年5月のページです)

もともと、左足首は何度か捻挫して緩かったんです。
なので再発防止で、いつもテーピングを巻いて試合、練習を行っています。

その緩い足首が良かったのかも知れません。
(悪くなったのかも知れないけど。。。)

序盤、蟹挟からのヒールホールドは完璧に極まっていました。
参ったする余裕もないほどの早業で。
さらに中盤、今度は逆方向から思いっきり捻られました。
この時はもう、痛みなんか無かったです。麻痺していました。
後々、ギブスによる固定、松葉杖になるほどの怪我になりました。
それでも、膝まで壊さなかったのは、トイカツ選手の極め方なのか、
足首の緩さなのか、計り知れません。

しかし本当に怖いのは、
『もう脚1本、どうなってもいいや。絶対に勝つ!』
と腹を括ってしまう自分です。
脚1本、全部で2本しかないのですから、大切にしなきゃいけません。

僕は【精神は肉体を凌駕する】という言葉が好きなんですが、
それを体現できた試合でもあるかも知れません。

格闘技の試合では、僕のベストバウトだと思います。
実際、メインの1つ前の試合でしたから、会場は盛り上がったんですよ♪
試合後、男性からのファンメールが結構来ました。。。。

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2008年1月22日 (火)

「スマイル〜聖夜の奇跡〜」

僕はよく、夜中に一人で映画を見に行く。

レイトショーは値段も1200円と安く、人も少ない。
落ち着いて見れて安いので、お得感は高い。
行きつけの亀有のMOVIX(アリオ亀有内)で映画を見た後は、
環七沿いにあるつけ麺や「なんつっ亭」に寄るのがお決まりコース。

最近は週末どころか、平日の仕事後にでも見に行くことがあり、
さすがに『これ以上、没頭したらマニアっぽいな』と自分を懸念している。

先日は年も明けたのに
『スマイル~聖夜の奇跡~』を観てきた。
(※年末に見ることを薦める)
内容を詳しく言ってしまうと面白味に欠けてしまうので程々に。。。

実はたまたま持っていたティッシュを2コ、
使い切ってしまうほど泣いてしまった。
泣き所だけじゃなく、笑えたところもあった。
笑いどころはとても古典的で、嫌いな人もいるかも知れない。

主人公は北海道の小学校教師になり、
アイスホッケーチームの監督に就任した。
しかしアイスホッケーはド素人だ。

柔道でもよくある話しだが『名選手が名監督とは限らない』

競技レベルが低かったり、知識に乏しい人ほど、
研究心も旺盛で、既成概念にとらわれることなく、
自由な発想で練習を工夫し、そして素晴らしい選手を育てることがある。

この映画でもそうだった。
主人公は大学で児童心理学を学び、そしてタップダンサーを目指していた。

まず着目したのは【音】だった。
強いチームにはリズムがあり、攻撃パターンがある。
先生はまず、子供達にタップのリズムを教え込む。
試合中もずっと、そのリズムをタップで聴かせる。

もう一つはチームのリズム
メンバーが多く、選手交代の多いチームほど、交代席の付近の
氷がエッジで削られ、氷の山となっていく。
先生は単に「あの氷の山を、相手より山積みにしよう!」とだけ伝える。

弱小チームはリズムを手に入れ、少しずつ強くなる。

そして一番凄いところは選手を乗せること。
「お前達は最高だぁぁーーー!」
と絶叫しているところにもあるように、先生は叱ったり脅したりしない。

僕自身、試合会場で選手を励ますことはあっても、
柔道のことで叱ったり、脅かす意味が分からない。
少しでもリラックスさせ、自信を持った状態で送り出してあげる。
監督にはそんな仕事があると思う。

「言っておくけど俺たち、一度も勝ったことがないんだぜ」
「コイツはチビで下手でメガネで、何も良いところがない」

そういう子供達に対し、先生は
「なんでも良いから話を聞け、これを実行したら絶対勝てる」
「チビで下手でメガネで、良いところは何もないかもしれないけど、
だからこそ、ホッケーだけは良いかもしれない!」
そう言って子供達を、半分は騙しながらも自信を付けさせていく。

アイスホッケード素人の監督が、子供達をどこまで押し上げることが出来るのか。
そして恋の行方は!?

単なる映画としてだけでなく、少年指導に携わる者としても、
共感し学び得るモノがある映画だと、僕は思う。そして泣ける。
もう上映はしていないと思いますが、
DVDになったら是非、ご覧になって下さい。

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2008年1月16日 (水)

欧州国際大会への派遣

嘉納杯の直後、全柔連のサイトで
2008年冬季欧州大会派遣選手名簿が発表されました。
(全柔連HP参照)

この派遣については一言、物申したいので少しだけ書きます。

まず公平じゃない。
前からそうですが、講道館杯の結果がそのまま選考(派遣)に反映していません。
勝っても選ばれていない選手(例えば100kg超級:生田選手)
負けても選ばれている選手がいます。

『これに派遣されていない選手は、日本代表の可能性はない』
と謳っています。

ということは、この派遣に関しては、どこまでも平等にチャンスを与えるべきだと
僕は思います。

また嘉納杯を欠場した選手は、渡航・滞在費を自己負担。
これもどうなの?!って思います。

嘉納杯の結果は関係なく、欧州遠征には派遣されるだろう。
そう計算して、始めから出ないつもりだった選手もいるでしょう。
しかし本当に出るつもりで、怪我をしてしまい、
やむなく欠場した選手もいると思います。

そういった告知することもなく、
社会人や収入のない学生も区別せず、
ペナルティを課してどうなるのでしょうか?

それならいっそのこと、
『嘉納杯に出ない選手は、欧州遠征も、福岡の最終選考も無い』
そう言ってしまえばいいと思います。
そしたらみんな出ますよ、怪我しても関係なく必死になって。

国内の大会に出なくても
例え負けてしまっても
欧州遠征に選んできた、代表に選んできた
そういう選考をしてきたからこそ、
それを選手が利用しているんだと思います。
結局は選ぶ側の責任。自業自得なんです。

という話しはここで終わりにして、2002年冬の話しです。
暮れの講道館杯、僕は早々に負けてしまいました。
当然、欧州派遣も選ばれませんでした。

そこで、僕は考えました。
講道館杯では負けた。
しかし、全柔連は国際大会での成績を重要視している。
それなら自費でもいいから国際大会に出場し、
勝って評価を取り戻せばいい!

そう思い立ち、単身、イタリア国際、オランダ国際に挑みました。
直前になり、同じ了徳寺学園所属だった小川武志選手の希望があり、
二人で挑みました。

当時のコラムはトップページから『Column』→『2002年』のページへと
移動してご覧になって下さい。

今回はその時のイタリア国際の2、3回戦の動画を公開します。

2回戦:DYK VAN Bryan(NEDERLAND)
すぐにサクッと抑え込んでしまいます。

3回戦:D ALLURA Orazio(ITALY)
巴十字がするどく極まっています。
外国人選手のスタイルは、変形の組み手だったり、捨て身技が多かったりと、
僕の寝技スタイルが生かせることが多く、
日本人選手よりやりやすく感じます。

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2008年1月10日 (木)

コンテンダーズ7 ヤノタク戦

1/8から寒稽古が始まりました。
僕は朝4:00に起きています。
非常に寒く、そして眠いです。。。zzz

そんな訳で、今回は手抜きの更新。

コンテンダーズ7,ヤノタクこと矢野卓見選手との対戦です。
非常に身体が柔らかく、しかし非力ではない。
いろいろな角度から、様々な技を持ち、そして極めが強い。
ついたあだ名が『東洋の神秘』

実は対戦したくない選手の一人でした。
でも僕が観客だったら、小室という選手との対戦は、
見てみたいな~と率直に思いました。

試合はあっさり極まってしまいます。
でも相手に十字絞をさせたまま、僕が袖車絞を仕掛けています。
相手の絞めも効いていたので、僕は呼吸を止めて、一気に絞め落としました。

そういえばよく「締め上げる」と言いますよね。
柔道では絞技で失神することを「落ちる」と言います。
上げたり下げたり、この語源てなんでしょうか?


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2007年12月18日 (火)

変形の肩車と投げっぱなしの内股

2002年 全日本実業団(3部)準決勝戦
(了徳寺学園vs日本通運)の映像です。

相手は森下さん。
東洋大出身で、軽量級のジュニア強化選手でした。

 

この日は、体重無差別で4試合を消化していました。
準決勝になり、スタミナも無くなってきたところで、
この日初めての軽量級との対戦でした。

序盤は慎重に試合をすすめていきました。
中盤(2:40)、変形の肩車で技ありを奪います。
後半(3:50)、跳腰気味に跳ね上げますが、投げ捨ててしまいノースコア。。。

試合後、森下さんとは長野のネオン街で再会しました(笑)

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2007年12月14日 (金)

袖車絞と肩固の複合技

僕が最も得意とするパターンです。

全日本実業団の団体戦(第3部)で、
松前柔道塾と対戦したときの映像です。

相手は立花繁選手、筑波の先輩でした。

相手が背後を見せた後、徹底してくっつき、立たせません。
そのまま袖車絞を狙いつつ、肩固に決めています。

通常とは、逆回転で相手を回しています。

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2007年12月 6日 (木)

1999 正力杯全日本学生

今回は大学4年、正力杯全日本学生体重別選手権大会の映像です。
準決勝戦の映像は、後輩が撮ってくれたもの。(雑音有り)
決勝戦はダイジェストですが、テレビで放送されたモノです。

以前から書いていますが、大学4年になったのを機に、
階級を60kg級から66kg級に変更しました。

減量が相当あり、7kg、8kgは当たり前、
最大で10kgも減量したこともありました。
年々、減量もきつくなり、競技成績も下降していきました。
そして大学3年の講道館杯、1コケした僕は、
中学時代から選出されていた強化選手から外されてしまいました。

ここで階級変更を決意。
しかし、恩師からは「減量から逃げるのか?」と言われ、
現役66kg級強化の後輩からは「通用しない」と言われました。
むしろ、それが発憤材料となり、この大会に向けて全精力を尽くしました。

関東学生では6試合全てを一本勝ちで優勝。
(投技で決めたのが3試合)
全日本学生に挑戦しました。

全く減量もなく、気楽だった僕は、前夜にバッティングセンターへ。
キティちゃんが投げる低速コーナーで、ガンガン打ちまくって試合に臨みました。

当日計量すると、なんと1kgも下回っていました。(つまり65kg)

試合は好調のまま、一本勝ちを量産し、準決勝へ。
1回戦 袖車絞
2回戦 裏投(技あり)から横四方固
3回戦 腕挫膝固(コムロック)

失うモノは何もないという、無欲の姿勢が、
気負いすぎて力んでしまう、僕のダメなところを払拭してくれたと思います。

それでは、準決勝、決勝の映像をご覧下さい。

準決勝は、半分すっぽ抜けるような肩車を2発決めています。
不発に終わりましたが、素早い腕返からの、腕挫腕固にも注目して下さい。

決勝は、しぶとく引っ掛けた巴投です。
中村佳央さんのカミカミの解説にも注目です(笑)

優勝し、インタビューを終えた後は涙が溢れて止まりませんでした。