東京都24地区対抗
不意に依頼がありまして、本日、開催された
東京都24地区対抗大会に北区チーム監督として参加してきました。
当初は引き受けるか否かで迷ったのですが、せっかくの地元北区からの依頼です。
恩返しをするつもりで引き受けさせていただきました。
北区は昨年1部で1コケしてしまい、2部からの再スタートです。
決勝まで進出し、1部返り咲きが至上命題でした。
それならばと、僕が出たいところではありますが、初段から三段までの
編成で指定されていますので、今回は監督に徹しました。
監督の僕を含め、メンバーは全て足立学園の在校生とOBです。
先鋒:加藤(足立学園)
次鋒:前原(足立学園)
中堅:塚崎(武蔵大学)
副将:清水(足立学園OB会)
大将:関矢(中央大学)
重量級のいない決して大きくないチームです。
初戦、いきなりの文京区です。
選手は講道館少年部OB、そして監督は向井氏!色んな意味で強敵です。
僕は試合前、選手達にこんなことを言いました。
「まず怪我をしないこと、試合を楽しむこと、その上で次ぐに繋がるような試合をすること」
若干1名を除き、選手はリラックスムードで試合の臨めたと思います。
リラックスし過ぎ、緩くなった次鋒は初戦、瞬殺されて返ってきましたが・・・![]()
2-2の内容負けで廻った大将戦、北区は関矢の登場。
足立学園時代は3年間指導しましたが、キャプテンも務めた頼れる男です。
対する文京区大将はトレセゲ!留学生です。
序盤、関矢得意の内股がまたの中でかわされてしまい、
チームに敗色ムードが漂い始めました。
しかしそこは関矢、気合いが違います。
終盤、有効、技ありと内股で立て続けに奪取し、最後は意表をつく背負投で一本勝ち。
チームを3-2の逆転で勝利に導きました。
2回戦は中野区と対戦
ここは次鋒が鍵でした。
相手はレスリングスタイルのような掬投、朽木倒を得意とする選手
低い姿勢で相手の技を待っています。
先ほど瞬殺された次鋒・前原にはこんな助言をしました。
「相手はお前の技を返すのを待っている、だから奥襟を持ったら技を掛けずに待ってろ!」
こんな冗談みたいな助言ですが、相手は本当に待ったまま仕掛けて来ず、
姿勢が悪いために反則が累積されていきます。結局、注意(?)での優勢勝ち。
チームは勢いに乗って5-0で大勝しました。
準決勝は目黒区との対戦
中堅、副将に大型の選手を揃え、明らかに強豪チームでした。
しかしここで勝ち、決勝に進めなければ1部昇格はありません。
難敵ではありますが、勝負所です。
この辺まで来ると、普段の稽古量がものを言うようになります。
過去に強かった選手でも、稽古を怠っていればバテてきます。
その点、足立学園の在校生は稽古量が半端ではありません。
立ち技の乱取り8分12本とか普段からやっています。
その点の地力が、他校との違いだと思います。
エンジンの掛かってきた先鋒:加藤、次鋒:前原が勝ち、勝利を近づけます。
しかし!目黒区の本領発揮はここからです。中堅、副将が強い!
僕は思わず「怪我するようだったら無理しなくていいからね」
そんなことを言ってしまうほど、体格差があったと思います。
北区の中堅:塚崎、副将:清水は現在、柔道よりも勉強主体の生活をしています。
それだけに、無理は言えませんでした。
それでも彼らは頑張ってくれました。
中堅:塚崎が意地を見せて引き分け、副将:清水は優勢負けで大将:関矢に繋ぎ、
関矢は見事に一本勝ちし、3-1で決勝進出を決めたのです。
決勝戦は江戸川区との対戦
これまで、順調に勝ち星を稼いでくれた加藤ですが、ここで引き分けられてしまいます。
北区としては、これはちょっと辛い引き分け。
しかしここで驚異のマイペース男、前原が頑張ります。
長身の身体から繰り出される、のんびりした技が、相手にのんびり掛かります。
さしずめ「柔道部物語」の大脇選手(江南高校)のような選手です。
彼はまだ高校1年生ですから、これからも期待できる選手です。
北区は彼のお陰で、値千金の1勝を得ることが出来ました。
中堅:塚崎は疲労が蓄積する中、果敢に攻め続け、引き分けて後ろに繋ぎます。
副将:清水は、体格差がある中、寝技を中心に必死に食い下がります。
稽古不足と体格差という苦境の中、内容負けに抑え、大将に繋げます。
ここで一本負けせず、1-1でも内容差で勝っている状況で大将に繋げたのは、
非常に意味のある内容負けだったと思います。
そして大将:関矢
彼の責任感の強さ、根性は折り紙つきです。
個性派のメンツが揃った足立学園同期の中で、彼がキャプテンを務めたのは
それだけの「気持ちの強さ」があったからこそです。
かなりの体格差がある中、果敢にも攻め続け、背負投で有効を奪取、
終盤、追い込まれて注意を奪われてしまい、引き分けになってしまいましたが、
北区チームは優勝を飾ることが出来ました。
1部昇格、そして初優勝!
僕自身も、初めて監督を任され、初の優勝でした![]()
正直、ポイントゲッターのいないこの中軽量級メンバーが優勝するとは思いませんでした。
選手個々が、それぞれの持ち味を生かし、団結して挑んだ結果が、
ミラクルとも思える好結果をもたらしたのだと思います。
まとまりのない寄せ集めチームではなく、足立学園という共通項のあるチームだったからこそ、成し遂げることが出来たのだと思います。
選手には心からお礼を言いたいと思います。ありがとう!![]()
最後に「監督、優勝おめでとう!」なんて言われているウチに、
危うく勘違いしそうになりました![]()
頑張ったのは選手であって、間違っても僕の功績ではない。
「監督が優勝させた」なんて勘違いをしてしまったら、大変な間違いを犯してしまう。
そう思い、心を新たにしました。
選手以外に功績を称えるならば、僕や選手達を育てた
徳原勉先生(足立学園柔道部監督)に他ならないでしょう。
優勝後、感極まりそうになり、下唇をギュッと噛み締めて耐えていたところ、
帰宅したらもの凄く真っ青に腫れ上がっていました。別の意味でも泣きそう![]()
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