新婚の光と陰シリーズ

2011年3月20日 (日)

巴☆誕生

3月11日、日本史上稀にみる大災害が日本を襲う
たまたまNHK worldを見ていた私は、念のため日本にるヨメロックに電話を掛けた
たまたまそれがタイムリーだったらしく、奇跡的に電話は繋がった

「もしもし?どうした?どうした・・・・!?」

それは私の台詞だろ!
そう言う前にヨメロックは泣き始め、激しく動揺していた。

 「いちいち泣くな!落ち着いて帰れ!」一喝して電話を切った。

被災当時、池袋のデパートにいたヨメロックは、一時身動きが取れず、
現場のパニックに困惑していた。ちょうどその時、私からの電話が繋がったのだ。
驚きと安心が交錯し、言葉にならなかったらしい。

そんなことも知らず「東北で大きめの地震があったらしい」
程度に捉えていた私は、その後、電話が全く繋がらなくなったこと、
テレビに映る続報を見て、激しく後悔した。

幸い、池袋からは幸運にもバスが出ており、難なく帰宅できたという。

ヨメロックの出産予定日は3月10日であったが、暫く遅れていた。
しかしこの状況であれば、むしろ遅れていた方が良いだろう。
交通網の麻痺、停電、余震、不安材料は幾らでもあった。

アジア形選手権が終わり、交通網が復旧しないままの日本に帰国、なんとか帰宅したのが14日の夜遅く、
実は3月14は結婚記念日(2周年)でもあったため、父親心としては、この日に産まれて欲しかった。
しかし一向に産まれる気配はなく、願いは叶わなかった。

16日、前夜から陣痛らしきものがあるということで通院することになった。
出産はヨメロックの母校でもある東京医科歯科大学付属病院である。
診察の結果、普段であればまだ出産段階ではないらしかったが、
この状況も踏まえ、入院させてもらうこととなった。

ヨメロックの苦難はここからだ本番だった。
通院前は「イテテテテ!」程度のモノだった。
痛みは時間の経過と共に強まり、入院してからは殆ど飲まず食わずだった。
激しい痛みは腰の後ろ側を押すと緩和されるらしく、周期的に訪れる痛みを
義母さん、姉、私が交代して行った。
誰も押してくれない夜中は、痛みが激しく、眠れなかったという。

日付も代わった19日早朝

    「もう耐えられない」

という悲痛なメールが届く。
周りから散々言われていたことだが、こう言うとき男性は何もできない。もどかしい。
その朝、子宮口がかなり広がったらしく、陣痛誘発剤を投与する。
どう転がっても19日誕生するという話だ。ヨメロックの体力も限界に近づいていた。

そんな日に限り、私は朝から会議が連続していた。
学校も、この震災で大幅に予定を変更しており、その対応に追われていたのだ。
会議もそこそこに抜け出し、昼過ぎから出産を待つことになった。
この時からヨメロックは分娩室に移動した。いよいよである。

待っている間、姉と義母さんと、色々なことを話した。
幼少時代、塾やピアノを習わせていたこと、意外とスパルタだった話など、
考えてみると、結婚とその前後、ヨメロックの両親とそれほど多くの会話をしていなかった。
あっという間に時間が過ぎ、終電を気にしなくてはならなくなると、一同がソワソワし始めた。

まだか?また今日も産まれないのか?

そんな気持ちで見守っていた時、ようやく21:30、3154gの元気な女の子が誕生した。
母子共に無事であったとのこと。さすがにヨメロックは疲弊しており、
分娩台の凄惨な現場は、私でも直視できなかった。
お世話になった桃原医師には心から御礼申し上げます。
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予てから宣言していたとおり、娘の名は『(トモエ)』とします。
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講道館という柔道の聖地で知り合った仲ということで、
柔道にあやかった名前にしたかったのですが、さすがに「柔(ヤワラ)」には抵抗がありました。
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初めて日本一(全日本ジュニア)になったとき、初めて学生王者になったとき、
そのいずれも、決勝戦では巴投が決めてとなりました。

2011年3月19日生まれ

小室巴をどうか宜しくお願いします。
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2010年8月17日 (火)

☆チビロック☆鋭意作成中

暫く黙っていましたが、現在☆チビロック☆鋭意作成中です。

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まだ手しか握っていないのに、不思議なもんです。
(と言っても誰も笑ってくれません)

7週
7

11週
11

ヨメロックは現在、ツワリと格闘中。
まだ4cm程度なのに「お腹大きくなってきたねげっそりて言われてます。
結婚式終わってからサボってます。

女の子なら「巴(ともえ)」で行きます。

先日、一緒に病院に行ったところ、予定日は3月4日だそうです。

3月4日・・・

3/4

34

346?


三四郎!!


男なら小室三四郎(566346)でいきます。

某先輩から文句言われそうですが、突っぱねますpaper


今から授乳の練習をしておきますkissmark

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2010年4月 1日 (木)

結婚パーティー

入籍から1年、バリ挙式から7ヶ月が経ちました。
当初、国内で披露宴をすると大規模になってしまうので止めておこう。
という話になり、家族だけでのバリ挙式で済ませることになりました。

それでも、納得しなかったのは近しい友人達で「なんかやれ!」という
ありがたいお言葉を沢山戴きました。

披露宴のような大掛かりなモノは大変なので、
最初から2次会パーティーのようなものをやりましょう!ということになり、
3/28に銀座ファーストファイブガーデンにて開催をしました。
終わってみると、2次会どころかずいぶんと盛大にやってしまったような気がしますが・・・

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会場は天井が高く、洒落たところではあったのですが、そこまで広くもありませんでした。
最大収容人数は100名といわれましたが、ヨメロックの招待者が
それほど多くない(青森出身なので)ので、70~80名を予想していました。

ところが!

ありがたいことに、本当に沢山の人々が来てくれました。
足立学園の教え子
足立学園の同級生、先輩・後輩(柔道部と野球部、サッカー部)
足立3中の同級生
講道館の皆さん(先生&学校講道館)
筑波大の関係者
チーム5669とブレンの仲間達
ヨメロックの招待者

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結局、収容人数を超えた105名の方々が集まってくれました。
年度末で忙しい人も多かったと思いますが、本当にありがとうございます。
会場の運営者には
『通常、料理が余りますので、2~3割りの人数分は抑えて計算した方が良いですよ』
と言われましたが、きっちり人数分、料理を用意して貰いました。

それでもあっという間に料理がなくなっちゃったようですねsweat01
料理が足りない事態だけは避けたかったのですが・・・スイマセンでしたm(_ _)m

そうそう、忘れてはならないのが淑徳大学の学生達も
余興を披露しに駆けつけてくれました。
AKB48とあきばっ子のパロディです。
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至らないところもあったかと思いますが、参列していただいた皆さん、
本当にありがとうございました。お陰様で良い思い出になりましたheart01

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2010年3月31日 (水)

号外!ブライダル新聞

先日行った結婚パーティーでは、以下のような新聞を作り配らせて貰いました。
スポーツ新聞をパロディにして、号外になるような誌面を構成しています。

内容は二人の馴れ初めやプロフィールなど。
僕はこのブログの「新婚の光と陰」シリーズをスタッフに読んでいただき、
その雰囲気のままにして貰いました。

裏面の下段には、広告面をパロディにしたモノが挿入されるそうなんですが
僕はDVDの宣伝をお願いしました。さすがにスタッフの方も初めての依頼らしく、
驚かれていましたが、流石にプロの仕事で仕上げてくれました。

ヒナタガーデン【ハッピーブライダル新聞】

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2009年9月17日 (木)

新婚の光と陰(エピローグ)

9/14(月)、仕事と自分の練習を終え遅い帰路の途中、高島平署に寄った。
今回の一件、ほとんどは決着を迎え、ようやく主役の時計が戻ってくる。

「警察署内でも盗難事件は起こる」、そんな話が現実的なのか、
厳重に保管された金庫から、時計はその姿を見せた。
盗まれたのは全国高段者大会の日(4/28)であるから、約5ヶ月ぶりの対面だ。

よくぞ手元に返ってきた。
素直な気持ちだ。

今後、2コになった時計をどうするか、まだ決めかねている。

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当然のことながら、世間では普段通りの日常が過ぎている。
勤務校も2学期に入り、慌ただしい日々が続く。

幸い、嫁の弁当もなんとか復活を見せた。
忙しいときは昼食をとる時間すらないので、弁当は非常にありがたい。

しかし・・・・
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嫁の愛を取り戻すまでは、もう少し時間がかかりそうだsweat02sweat02

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

人生はドラマだ。

1人1人が主役を演じ、オリジナルのストーリーを形成していく。
起伏のない、平坦なドラマほどつまらないものはない。

逆境は、ハッピーエンドへと続くドラマの要所である。
逆境をどう乗り越えるかで、ドラマの質は大きく変わる。

僕らは人生の岐路で交錯し、今回の一件二人にとって、ひとつの小さなスパイスだった。
この先、人生というドラマの中で、僕らはどこへ向かうのか。

先の読めない人生、それがドラマだ。

しかしこのドラマがノンフィクションである以上、このドラマは一旦ここで結末を迎える。

ある柔道家とその嫁のドラマがこの先、どういう展開を迎えるのか、
どうか温かく見守って欲しい。
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2009年9月 9日 (水)

新婚の光と陰 (最終章)

新学期が始まり、新婚旅行でのんびりした生活期から一転、
慌ただしい日々が再開した。

弁護士からは度々連絡が入り、今後の件について話し合いがもたれていた。

犯人(21歳)は今も署内に拘留(勾留)されていて、もうじき1ヶ月となる。
職業はフリーター、専門学校を卒業後、職を転々としているらしい。
今回が初犯で、質屋には15万円を返金済みだという。

※盗んだ時計を質屋で15万円にした。
 しかしそこで足がつき、逮捕に至ったわけである。

9月8日、今月初めての研究日。
朝起きると全身に蕁麻疹が発生していた。なぜ?
思い当たる節はない。ストレス?
新学期が始まり、一気に多忙になったことで疲れはあった。
しかしこれほどまでの蕁麻疹は経験がない。

淑徳大学での指導をキャンセルし、病院へ直行。
かなり強力だという薬を処方してもらい、副作用のためか、
そこから一気に数時間の眠りにつく。

しかし、いつまでも寝てはいられない。
今日は向こうの国選弁護士と会う約束をしているのだ。

水道橋駅前のニューヨーカーズカフェ、ここは向かいのスタバと違い、
なぜかいつも空いている。
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約束の時間より20分も早く着いてしまった。
心急いているのだろうか、平常心を心がける。

弁護士はまもなく到着した。
電話の声では中高年のように思えたが、見た感じ、まだ30代だろう。
額に汗を流していた。

話はあっけなく終了することになる。話はだいたい、電話でついていた。
まず犯人は反省していて、初犯ということもあり執行猶予になるだろうとのこと。
質屋にもすぐ返金し、私にも誠意ある対応をすると約束していた。

示談書にはこう書かれていた。

  1. 今回の件を深く反省し、二度と行わないと約束する
  2. 弁償金として10万円を支払う
  3. 時計は審議終了後、警察から返却される
  4. これにより一切の示談とする。また本件に関する厳しい処罰を望まない

私は時計の他に3万円を盗まれていた。
10万円の中には、その3万円と慰謝料などが含まれている。

時計は現在、高島平署に保管されており、全てが片付いた後で返却されるらしい。
(つまり時計は2個になる)

「厳しい処罰を望まない」という点では少し考えた。
しかし犯人のご両親が現在療養中であり、無職であること。
弁償はおそらくご両親の手配であることなどを考え、
早く犯人が更正し、働くことを望んで了承することにした。

警察官や、刑務官の知人に聞くところによると、
こういった窃盗事件で、このような解決を見ることは珍しいという。
いわゆる「不幸中の幸い」なんだろう。
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お金は取り戻した

時計もまもなく、手元に戻るだろう(2個になる)

あとは失いかけた嫁の愛を取り戻すだけ

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2009年8月21日 (金)

新婚の光と陰(その十一)

そして時はきた

 

南海の楽園、バリ島

綺麗な海と、手頃な物価、ハワイを凌ぐリゾート地として

心境著しい島だ

 

海の見える丘に立つ教会、嫁はそこを希望した

どこまでも続く水平線は、同じく真っ青な空といつか一体化する

その境界線が、視界の先で同化しているようにも見える

 

燦々と降り注ぐ太陽は、差し込むような鋭い暑さを有している

それもまた、太陽さえ僕らを祝しているかのようにも思えてしまう

今日だけは人生でも特別な一日だ

 

この時だけはと奮発したホテル、奮発した挙式、奮発した食事、
どれをとっても特別なことばかりだ

 

プロのメイキャップアーティストが嫁を彩る

いつもとは違う魅力に包まれている

 

父と歩むバージンロード、それは彼女たちの家族の人生を辿るかのように、

ゆっくりと、そして真っ直ぐに僕の元へ導かれる

 

牧師のもと、僕らは宣誓し指輪を交換した。

そして唇を交わした時、僕らは神の下で夫婦の契りを交わした。
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出会いから今日まで、短い間に色々なことが起こった

しかし紆余曲折を経て、僕らはあるゴールまで辿り着いたのだ

 

この先の人生、決して平坦な道ではないだろう

しかし僕らが交わした硬い決意を持ってすれば、乗り越えられない試練は無い。
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柔道以外でこれほどまでに祝福されたのは人生で初めてだった

照れ臭くはあるが、心地良いことに変わりはない

 

 

 

しかし、忘れてはならない。

まだ決着はついていない。

 

 

時計はまだ戻っていない。

アレは警察署の金庫に収まっている。

真僕の腕に巻かれているソレは、代役でしかない。

Ssany2086

 

そんな折、日本からの国際電話が鳴った。

 

電話の主は検察庁の職員だった。

 

犯人は逮捕され、そして拘束されている。

国選弁護人があてがわれ、僕に連絡が届いたのだ。

 

若干21歳の犯人は・・・

 

つづく

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2009年7月31日 (金)

新婚の光と陰(その十)

昨日、警察官がウチにやってきた。

なぜか猛烈な勢いで部屋を掃除した。
嫁のパンツも畳んでタンスに。

どういう経緯か、道衣のズボンで紐が片寄った場合の修正法を伝授した。
几帳面なデカだった。

回収した時計は警察署の金庫にしまってあるらしい。
よく聞く話だが、警察署内でも盗難事件けっこうあるそうだ。
警察官でも油断できない。つーかそれ、警察官やっちゃダメだろ。

何度も、何度も、回収した時計のシリアルナンバーを照合する。
「6」と「8」とか、間違っていないか確認する。

ピッタシカンカン、失われた結婚記念時計だった。

『失われた新婚の刻』を刻む時計

事件が解決するまでは、金庫から出すことすらできないらしい。
バリ挙式には間に合わない。

失われた刻は戻らない。

嫁は7月、殆ど弁当を作らなかった。

妻の愛情と、弁当の量は比例するらしい。
と、ある研究では立証されている。

時計との因果関係は考えるまでもない。

失われた時計は、失われつつある愛を取り戻すことができるのか


逮捕令状は出された

平穏に暮らしている犯人よ

あの時、お前は幸運だと思ったか?
盗んだ金はどうした?何に使った?

お前の罪は海より深く、山より高い

覚悟するがいい

日本の警察はお前を逃がさない

最後の夜を楽しむがいい

酒も、タバコも、今夜が最後だ

お前はもうロックオンされた

いま、お前を狩りに行く

つづく

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2009年7月25日 (土)

新婚の光と陰ー休載のお知らせー

好評(?)を頂いている「新婚の光と陰」シリーズですが、休載sweat01することになりました。
詳細を伝えることができませんが、闇の圧力に屈した自分が情けないです。

というのはウソです。

話の内容が、現在に到達してしまったのです。
作り話はできませんので、今後の展開(警察からの連絡)を待ちましょう。

犯人が捕まりますように(-人-)

お金返してくれますように(-人-)

ところで、僕たちはもうじき結婚式を挙げにバリ島に渡航します。
バリ島では、嫁のたっての希望によりアールイズブルーポイントバイザシーという、
海岸線に立っている教会で挙式します。
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※あくまでもイメージ画像です


平穏無事に、幸せな新婚生活は訪れるのか?!

 

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2009年7月23日 (木)

新婚の光と陰(その九)

7月、期末試験も迫り学校はいよいよ夏休みに向けて動き出す。
ここまで来れば一段落できる。成績処理など、最後の追い込みだ。

新しく買い直した時計は・・・・
怖くて箱から一切出していない。
新品同様のまま、部屋に保管してあった。
とりあえずこの時計は、バリ挙式までは外出禁止

プルルッルルルルル・・・・・

携帯の着信音が鳴り響く。しかし見慣れない番号だ。

03-XXXX-0110

ん!!

この下4桁は特殊だ。
警察署の代表番号は、間違いなく下4桁が「0110」となる。
いわゆる「110番」てやつだ。

講道館時代、各地区の連盟関係者と連絡を取る際、
警察関連の人が多かったので、自然と知るようになった。

警察が何のようだ?
僕はあの嫌な事件を少しだけ、払拭できるようになっていた。

「高島平警察署のモノです」

用件は、銭湯に同行し一緒に現場の写真を撮らせて欲しいとのこと。

僕は憤慨した。
2ヶ月の前の被害届で、何を今更写真だと?!
こっちは成績処理で忙しいんだ。
いい加減にして欲しい!

日程を調整して赴くという話だったが、僕はその電話から1週間放置した。

再三、担当者からの電話があり、僕は高島平警察署を訪問することにした。

「実は時計が見つかりました」

耳を疑った。まさか!
もう完全に諦めていたのに。。。

詳細はこうだった。

伝えたシリアル番号を元に、警察の方で各質屋などに連絡を入れ、
地道な捜索活動を行ったらしい。

しかし、それでも時計の消息は掴めなかった。
犯人がプロであった場合、盗品を買う側もプロである。
だから消息を掴むことはほぼ不可能だ。

今回の場合、偶発的に鍵の開いたロッカーを発見し、犯行に至っている。
犯人とはいえ、プロではない可能性がある。
プロではないからどこかでミスを犯す。

ほとぼりが冷めるのを待ったのだろうか、犯人は7月に入り、
池袋の某有名質店に時計を売りに出した。
時計には15万円という値が付いた。

銭湯での写真撮影を終え、再び警察署で調書を取る。
S 銭湯の防犯カメラ

犯人はまだ泳いでいるらしい。
(現時点で拘束されている可能性も十分あるが)

質屋に売りに来た時点で、犯人の身分は照会してあるらしく、
それを元に、容疑や証拠を揃え逮捕に行くらしい。

時計の方は全ての決着がついてからの返却だそうで、その場では返してもらえなかった。

時計が2コになっちゃうな。

しかし・・・

僕が思うほど、自体は簡単なモノではなかった。

つづく。

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