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2010年10月10日 (日)

リサイクル道衣

我が都市大付属では現在、中学3年生の2学期、高校1年生の3学期に柔道の授業を行っています。
以前は学校が柔道衣の上衣のみを貸し出し、サンボのようなスタイルで授業を行っていました。

昨年からはこれを改訂し、柔道衣を上下で購入してもらうことになりました。

それによって不要になった柔道衣(上衣のみ)200着をリサイクル道衣として
活用することにしました。
当初は中米の別の国に送ることになっていましたが、諸般の事情により頓挫しておりました。
結局はそれを、インドネシアのバリ島で柔道指導にあたっている仙石先生のもとに
送らせていただきました。仙石先生とは以前、インドネシアで一緒に指導をしたことがあります。
また講道館発行の「固の形」教本は、仙石先生が演じており、色んな点で浅からぬ縁があります。
Simg_3076

私は昨年、新婚旅行でバリ島に赴き、仙石道場を訪ねました。
その時の私の記事です。

仙石先生は警視庁を定年後、インドネシアのジャカルタで協力隊員として従事し、
その後、私財を投入してバリ島に道場を建設、ボランティアで地元の人々に柔道を指導しています。

そのきっかけとなったのは、先生が若い頃、インドネシアで指導した時のことです。
貧しい子供たちが食べるものや着るモノに困っていたことで、
柔道をやりたくても、なかなか出来なかったそうです。

子供たちにお金の心配をさせず、思い切り柔道をやらせてあげたい。
そんなボランティア精神が根幹にあるのです。
その経緯を、先生は涙ながらに語ってくれました。

その武道家然とした佇まいは、古き良き柔道家を思わせました。
ボランティアの精神、子供たちへの愛情、柔道への情熱、僕は頭の下がる思いでした。

 

道衣は毎年のように作られ、そして不要になっていきます。
来年度以降も、僅かながらでも国際協力「自他共栄」の精神を、
柔道の授業を通じて、指導していけたらと思います。

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コメント

どーもです。とても素晴らしい事だと思います。柔道が世界に普及したのも嘉納先生を始め、弟子であった先生方が柔道に情熱を持って世界中で指導したからですものね。私達は一柔道家として仙石先生や柔道の先人の「情熱と意思」を引き継いでいかなきゃならんと思います。などと生意気いってすいません。でも小室さんほどの実力や知名度は全然ないですが、町道場で頑張っていきたいと思います。ちなみに我が道場はボランティアでやってます。先生の息子曰く、儲けるつもりはなく楽しい柔道を教えていきたいそうです。最高です!!

投稿: へたれパパ | 2010年10月10日 (日) 20時49分

>へたれパパ
同感です。
柔道の技術だけ教えるのではなく、『柔道を通して成長する機会』に
してもらえればと思います。

投稿: 小室宏二 | 2010年10月10日 (日) 22時02分

確かに精力善用ですね!
大阪でも大量に忘れ物柔道着があります。
有効活用しないと!

投稿: アーリータイムズ | 2010年10月12日 (火) 14時08分

>アーリータイムズ
不要な道衣でも場所によってはとても有り難く受け取ってくれます。
是非御協力下さい。
文房具なども欲しているそうです。

投稿: 小室宏二 | 2010年10月12日 (火) 14時25分

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