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2010年9月21日 (火)

2010東日本実業団(前編)

「またみんなでチーム組んで試合がしたいねbleah

足立学園同級生のそんな一言がきっかけで、去年から始まった実業団団体戦への挑戦、
6月の全日本(ベスト16)に引き続き、今回も東日本に出場してきました。

今回は3人制でしたが、昨年とは若干メンバーが替わりました。
もちろん全員、今年度33歳を迎える同級生チームです。

先:5669
中:田崎(道都大学監督)
大:伊藤(会社員)
補:高橋(刑務官、2回戦より大将として出場)

昨年、中堅として活躍した針谷(柔道整復師)は家族旅行で沖縄へairplane
代わりに真のポイゲ・田崎が再び北海道から飛んできました。

ちなみに今回、諸般に事情によりチーム名を
都市大付属柔道クラブとしました。
「都市大」のブランドを世に知らしめることが出来るか?!

1回戦:都市大付属 vs ALSOK群馬綜合ガードシステムA

さて初戦、相手は十代の選手を2名も要する若さ溢れるチームです。
全日本の時も感じましたが、辛いのは体重差よりもむしろ、年齢差です。
組み手の厳しさ、スタミナ、スピードが違うからです。

私の相手は高校新卒の選手でした。
左でガッツリ奥襟を狙ってきます。
この日は左組みとの対戦が多く、組み際に右の一本背負投を狙ってみましたが、
酷い有様でした。代わりに巴投が冴え渡ります。

滑り込むような横巴投で相手をコカせると、素早く腕挫十字固を狙います。
入りが若干甘かったのですが、なんとか回して一本勝ち。

続く中堅・田崎は盤石の組み手で相手を封じ、指導を誘い優勢勝ち。
この時点で早くも初戦突破が決まります。

大将・伊藤は変形の肩車を得意としており、ご存知のように
今回のルール改正で被害を被った1人であります。
現役時代とはかけ離れた、腰の廻らない背負投、
現役時代を彷彿とさせる審判の目を盗んだピストルグリップで、
なんとか19歳の若い相手を抑え、引き分けに持ち込みます。

チームは2-0で快勝!2回戦へと駒を進めます。
あまり関係ない話ですが、私、伊藤、高橋の3名は以前、ALSOKに勤めていました。

2回戦:都市大付属 vs 衆議院柔道部

衆議院に柔道部なんてあるのか!?あるようです。
さすがに議員さんではないでしょうけど。
しかも甘く見ていましたが、なかなかの強豪チームでした。

私の相手は22歳、88kgの佐藤選手、組み手がもの凄く強く、掴んだら離しません。
相手は組み手だけでなく、寝技もしっかりしていました。
途中抑え込むモノの、逃がしてしまいます。(主審「待て」が早くないですか!?sweat02

終始組み負けているのと、抑え込みを逃してしまったため、スタミナを消耗してしまいました。
同時に、残り時間が1分ほどになり、焦ります。

そこで、小外掛などによく反応していたので、投げ技狙いに作戦を変更していきます。

世界柔道で高松が仕掛けていた小内巻込、これは新ルールに適応したモノで
片襟を両手で持って仕掛けていました。
これをまだ練習すらしていませんでしたが、ひらめきでマネしてみました。

結果的には手が抜けてしまい、通常の小内巻込になってしまいましたが、
充分顔を回し、相手の虚をついたので見事に相手を騙すことに成功しました。
ギリギリ手も触れているかいないかのラインです。
珍しく巴投げ以外の投技で一本勝ちを収め、必勝パターンで後続に繋ぎます。

続く中堅・田崎は盤石の組み手で相手を封じ、指導を誘い優勢勝ち。
この時点で3回戦突破が決まります。

田崎の相手は当初、高砂高校出身の土屋選手でした。
田崎は相手の中堅・土屋選手に対し、ある思い出がありました。
高校時代、香川の和旗大会の準決勝・代表戦で負けていたのです。
リベンジに燃えていましたが、私達との対戦を機に土屋選手は交代してしまいました。

伊藤に代わり、大将で出場した高橋、これも盤石の組み手で相手を封じて引き分け。

今回、一日撮影係として貢献してくれたヨメロック曰く
「高橋と田崎の試合は技掛けないから面白くね~annoy
と言わせるほどに組み手に終始し、なんとなく引き分けに誘い込みます。
実はこれが作戦なのです。

私が取って、後陣が逃げまくる。
高校時代とは役割が変わりましたが、足立学園はいつもそんな先攻逃げ切り柔道です。
2回戦も必勝パターンで逃げ切り2-0で快勝!3回戦へと駒を進めるのでした。

3回戦:都市大付属 vs 府中刑務所B

昨年も府中刑務所と対戦しましたが、若くて重量級の選手を揃えており、厳しい対戦でした。
そして今回も厳しい対戦となりました。

私の相手は25歳、110kgの桐原選手。
1つ前の試合では、引き込む相手を巧みに抑え、勝っていました。

ゆっくりとした立ち上がり、しかし私は常に勝利を目指さねばなりません。
相手は対象の有力選手を要しています。私が取らなければチームに勝算はありません。

立技では内股、寝技では横返しを狙いますが、なかなか通じませんでした。
それならと、もう一度横返しを狙いますが攻め方を変えていきます。
いつでも絞め技や関節技に連絡できるよう、持ち手を変えたのです。
途中、変な方向に返してしまいますが、絞め技のプレッシャーがよく効いて
相手を逃しません。そのまま崩上四方固めのような体勢で抑え込み、一本勝ち!
厳しい対戦ではありましたが、作戦通り、一勝をあげて後続に繋ぎます。

続く中堅・田崎は盤石の組み手で相手を封じ、指導を誘い優勢勝ち。

大将・高橋の相手は25歳、120kg!
相手の払腰を腰を切りながら捌きますが、そのまま強引に飛ばされてしまいました。
それでもチームは2-1で快勝!

いよいよ佳境に入る4回戦以降は後編へと続くのでした。

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コメント

快進撃すごいです。
後編も楽しみにしてます。
ところで審判の目を盗んだピストルグリップとは何でしょうか?

投稿: kaku | 2010年9月21日 (火) 23時09分

>kaku
後編は今書いているところです。
明後日くらいには更新できるよう、頑張ります。
ピストルグリップは現在反則なんですが、ずっと握っているとバレるので、
見えない角度で度々握っていたようです。
私が気付いたので指摘すると、目を盗んで握っていたとのことでした。

投稿: 小室宏二 | 2010年9月21日 (火) 23時14分

しかし先生は、いつも大きな相手ですね。
稽古場ではいつも最軽量な私には、大変勉強になります。

投稿: こばコージ | 2010年9月23日 (木) 14時49分

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