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2010年7月

2010年7月19日 (月)

2010城北五区高段者大会

猛暑の中、地元の滝野川体育館で城北五区高段者大会が開催されました。
冷房を使ってない(設備がない?)体育館のアリーナはサウナ地獄sweat01
柔道する環境じゃありませんannoy

僕は午前に行われた成年の部で監督を任されていました。
初戦はシードでいきなり準決勝、相手は優勝候補の豊島区でした。
僕の予想を上回り、選手は健闘してくれたと思います。
中盤ではリードしてくれましたが、結局3-4で敗れてしまいました。
選手の皆さん、暑い中、協力いただいてありがとうございました!

今回、北区柔道会が主管でしたが運営面が酷かったです。
もう二度と、現状のまま監督を引き受けることはないでしょう。

さて気を取り直して僕の試合です。

対戦相手は去年と同じ、庄嶋健先生(郁文館)
去年より少し痩せたかな?とは思うけど、体重差はしっかりありました。
狭い範囲ですので、年齢と体格を合わせるのは厳しいのでしょう。

試合開始、組み手を嫌われながらも前に出ながらプレッシャーを掛けます。
参加費5000円も出して引き分け(0.3点)じゃ帰れません。

去年は豪快に内股で投げることができましたが、今回は相手も警戒しているでしょう。
むやみには入れません。 少しの間様子を見てから、浅めに内股を仕掛けます。
案の定、後ろに返しに来たので合わせて倒します。これが有効!
思い切って入り込んでいたら、裏投か横車でイカれていたかもしれません。

有効を取ってしまえばあとはのんびり攻めることができます。
昇段ポイントは、優勢勝ちも一本勝ちも点数は変わりません。
今回は春日ロックか、腹包みで一本を狙っていたのですが、 相手の腹回りを考えるとちょっと厳しそう。
逆に立ち姿勢では、体重差も身長差もあると思うのですが、立場は完全に逆転しています。
じわじわとプレッシャーを掛け、横巴に入ると、これがキレイに決まって一本!
最近、どういう訳か投技が冴えています。
きっと投げられたくない、負けられないというプレッシャーから解放され、 柔道を楽しんでいるからでしょう。

それに試合でちょうど良い脱力感を 前回の実業団で感じることができました。
現役時代よりは弱いでしょうが、巧くはなっている気がします。

とりあえず、今回は地区大会なので勝ち点0.5点をゲット!
「優」基準での六段受験基準が7年と16点です。
僕は今6年目で14.2点なので、来年には六段を受験できそうです。
来年六段を取り、年内に「柔道固技教本(晋遊舎)」を出版してしまえば、
柔道人生でやるべきことの大半を済ませたことになります。
あとはのんびり隠居生活でもしますspa

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2010年7月18日 (日)

まずは黙ってこれを買え!『わかりやすい柔道のルール』

今年から国際規定に於いて「足に触れて攻撃することを禁止する」
新規定が導入されました。

審判員や指導者でもその理解、適応には苦しんでいると思います
そうして中で、明確な解説書が追いついていないのが現状だと思います。

この本は明解でシンプルな解説で定評のある恩師・小俣幸嗣先生が、
どこよりも先駆けて審判規定を解説しています。
嬉しいことに少年規定にも触れていますし、持ち運びやすいポケッタブルサイズです。
その他、審判員の基礎知識や、観戦ガイドなど、知ってて嬉しい情報が盛りだくさんです!
(これは売れるでしょう!!)

柔道に携わる人間であれば、誰でも一冊は持っておきたい秀作です。       


ところで先日、小俣先生に完成したばかりの「関節技入門」をお届けしました。

するとお礼状が届きました。(これは珍しいことです!)

形と乱取りの実践、技術書の刊行と大活躍を嬉しく思います。
未踏の領域を更に広げてくれることを期待しています。

以前、コラムにも書きましたが、もしかしたら初めて褒められたのかもしれません。
大学院生時代「柏崎の次に、寝技師でモノを書き残せるのはお前しかいないだろ」
という言葉を戴きました。
僕はそれを真に受け、「寝技関連の出版をする」ことをライフワークにしています。

年内にはどうにか「小室宏二 固技教本(晋遊舎)」を出版できるよう、頑張ります!

 

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新たな闘いへ 〜東京都「形」選手権〜

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本日、東京都「形」選手権大会が開催され、無事に優勝しましたnote

もちろん今回も高野先輩と「固の形」で出場しました。
出場は僅か2組、警視庁spadeからの刺客をなんとか退けました。

思い返せば1年前、僕らの演技は全くの素人裸足でした。

僅か1年、その間に沢山の経験を積ませてもらい、だいぶ成長したように思います。

10/31に全日本で2連覇を目指します!
そして再び世界へairplane

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2010年7月17日 (土)

映画「告白」

そんなに興味がなかったのですが、見てきました。
感想としては、かなり面白かったです!
こういった展開は初体験でした。
それぞれの登場人物が、まさに告白する形式でストーリーが展開されるのです。

冒頭は学級崩壊したクラスのホームルームから始まります。
各生徒が勝手な行動をする中、教師は構わず話を続けていきます。
物や食べ物が飛び交っています。
こんな様子は大袈裟に演出したスクリーンの中だけと思われがちですが、
現実とはそう大差がないです。もちろん、各学校で違うでしょうが。

物語の始め、生徒は牛乳を飲んでいます。
僕の感覚では、ホームルーム中に飲み食いをしているなんて、
ぶん殴られても仕方ないくらいの蛮行です。
しかしこれがこの物語では重要な機転となるのです。

主人公と同じ教師という職業柄、感情移入しやすかったというのも
ひとつの要素だと思いますが「自分ならこうする!」と思いながら
鑑賞していました。

ただある病気に関する偏見や誤解を生みそうな気がしたのと、
R指定は正解かなと思いました。
生徒指導に悩む教師にはお勧めしない作品です(笑)

それとKY教師役(岡田将生)はもっと3枚目俳優の方が良かったんじゃないかな?

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2010年7月14日 (水)

日本全国飛び回る

もうすぐ夏休みですね。
都市大付属の柔道部も、私自身も、この貴重な夏休みを有効に活用すべく、
スケジュールを調整しております。
むしろ、普段より忙しいかもしれません。

自分自身で確認するのも含めて、書いてみます。

7月

  • 臨海学校引率mist
  • 講道館夏期講習会(2部)に参加(講師ではないです)

8月

  • 筑波大草津合宿に参加rvcar
  • 長野に遠征rvcar
  • 石川県鶴来高校に出張指導airplane
  • ヨメロックとシンガポール旅行airplane
  • 北海道道都大学に出張指導と旅行airplane
  • 愛媛県青少年武道錬成に出張指導airplane

こんな感じです。
とりあえず、飛行機で4往復移動します。マイルが貯まります。

草津の合宿はきついのですが、温泉が抜群なので楽しみです。
また高知国体以来(?)の四国訪問で、愛媛県に赴きます。
愛媛県の子供達、是非とも参加してください。

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2010年7月12日 (月)

金メダルの行方

最後のハンガリーネタです。

形の方で金メダルを獲得した僕は、正直言うと燃え尽きていました。
プレッシャーにより疲弊していたようで、その日の晩はスッと深く眠りに落ちてしまいました。

翌日は計量がりましたが、僕は2.5kgもオーバーしていましたsweat02
73kg級なのに・・・・sweat01

その理由は練習不足にあります。
普段の僕は毎朝走っていますし、稽古も頻繁にやっています。
しかし、稽古で怪我をしてしまっては大変と、形が終わるまで当分の間、
稽古は禁止されていました。
その運動不足がたたってしまったのです。

前日計量であったため、飲まず食わずでサウナに入ったりして、なんとか
計量をパスすることはできましたが、燃え尽きてしまった部分も残されており、
どうも気合いが入っていませんでした。

しかし・・・

形の大会と同じく、高野先輩のご家族が日の丸を掲げ、一生懸命応援してくれました。
その時にあることが、フッと思いついたのです。

それには金メダルが2つ必要でした。
1つは形の金メダル、もう1つはマスターズ。
1つじゃ駄目で、どうしても2つ必要でした。

試合結果は既報の通り、苦戦しましたがなんとか優勝することができ、
金メダルを2つ獲得することができました。
2010062212250000

話は変わって、1月に店を閉めた宝寿司。
いま両親は横浜に住む兄と同居しています。

以前にも書いたことがありますが、僕は当初、
空手を習いたい」と両親に願い出ました。5歳の頃です。

巧いこと騙され、始めたのが柔道でした。
結局は辞めることもなく、コツコツと柔道を続けました。

高校卒業時、家族会議を開きました。

  • 柔道を辞め、板前の道に進み、跡を継ぐ
  • 柔道で大学に進学し、教師を目指す

悩みに悩みましたが、両親は柔道を続けることを快諾してくれました。
それは同時に、2代続いた宝寿司の暖簾が途絶えることも意味していました。

それでも、父はどんなに小さな大会も、弁当のいなり寿司持参で観戦し、
母は店番をして帰りを待ってくれていました。

大学進学後は定休日も働くようになり、休むこともなく、ずっと働いて僕らを助けてくれていました。

暫く前、僕は滅多に見ない古いアルバムを見ました。
そこには産まれたばかりの僕を父が抱え、こんなことが書かれていました。
「昭和52年、宏二誕生!宝寿司開店!」
(これを見たときは泣けましたsweat02
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あれから32年、僕は教職に就き、結婚し、そして両親は店を閉じました。
DVDを出したり、雑誌にに載ったり、海外に遠征しり、僕が思うような活動をさせてもらっている反面、

両親は本当にひっそりと店を閉めました。
派手な式典があるわけでもなく、誰に称えられるでもなく、
「ネタがキレちゃったから、1日早めちゃった」
などと相変わらず適当な感じで、僕が最後に食べる寿司も残さず、
あっけなく32年の歴史は幕を閉じました。

そんな両親に、今日僕は金メダルを贈りました。
喧嘩しないよう、父と母に1コずつ。
この金メダルは、僕が騙されずに空手を習っていたら獲得することはできなかったでしょう。
柔道を諦め板前になっていたら、こんな心境にもならなかったでしょう。

僕は誰かのために闘ったことはありません。
ハンガリーでも、自分のために闘いました。
でも今ある自分は、両親がいなくてはあり得ませんでした。
だから、この金メダルを両親に贈りました。
これは感謝の気持ちと、宝寿司功労賞の金メダルです。

来年はヨメロックに1コ、金メダルをもらってこようと思います。

 

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