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2009年8月

2009年8月31日 (月)

東日本実業団に挑戦!

うちの生徒が両腕を骨折し、9月の学年別団体戦への挑戦がダメになりました。

それではと思い、今年は国際大会に出場していないので、国内で挑戦します。

それは・・・

東日本実業団の団体戦(3部)に挑戦します!
9/27(日) 会場:講道館大道場 9:30開会

チーム名は『足立学園柔道部OB会』

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監督は僕で、メンバーは全員が同級生です。

ではここで、メンバーの発表。

ハリ (柔道整復師:四段)
かつて世界代表の塘内から技ありを奪ったことのある男。
(その後、一本負け)
また幽霊に取り憑かれ、不登校になった経験を持つ一児の父。
本当は右の技しか効かない左組。
怪我したらお任せの柔道整復師、お前自身の怪我はどうする?!

イトウ (会社員:五段申請中)

実は全日本実業団での優勝経験や、内柴選手にも勝ったことのある男。

英語がペラペラのハンサムボーイ。いつもバッチリ決めるが時間はルーズ。
寝技とキャバクラをこよなく愛するは
今夜も上野で二次会か!?

マサカズ (刑務官:三段)

全中3位、インハイ3位、東京学生優勝の経歴を持つ男。
小室が一度も勝ったことのない男だったが、大学で失速。。。
帯取返は柏崎譲り、一度はめたら逃がさない。
離婚相談は俺に任せろ!!

僕は最初、補欠としてリザーブしておきます。
みんなスタミナがないと思うので、早めに交代して臨もうと思います。

今回は8月に僕が外出ガチだったため、慌てて申し込みをしました。
できれば来年は2チームで臨みたいと思っています。

またこの試合は大きい大会なので、昇段用のポイントにも加算されます。
なるべく高段位の人と勝負して、ポイントゲットを狙います。

9月は忙しいのですが、頑張って練習して臨みます。

ちなみに9/13は都民生涯スポーツ大会(講道館)という高段者大会にも出場します。
昨年は体調不良もあり、不甲斐ない試合をしてしまったので、
今年はバッチリ極めてきます。

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2009年8月30日 (日)

史上初のゼロ

カロリー ゼロ

脂 質   ゼロ

保存料  ゼロ

金メダル ゼロsweat02sweat02

おちゃらけている場合ではないのですが、笑い飛ばすしかないような状況です。

2009年ロッテルダム世界選手権
女子は初日からメダルを量産する中、最終日の今日、
男子の金メダルは初めてゼロになった。

近年の苦境を考えれば、ある程度予想はしていた結果ですが、
現実として突きつけられるとショックは大きい。

まるで「太っているだろうなぁ」とは思いつつ、体重計で数字を見ると落胆する。
そんな心境と似ていますね。

他競技では普通、選手を選考した首脳陣が責任をとりますが、
柔道は選手が責任をとらされていまいます。
厳しい世界です。


規定は毎年のように改正されています。
しかしそれはむしろ、日本的な柔道に戻りつつあるので、不利な改正ではないと思います。
だから言い訳にはなりません。

諸外国はどんどん力を付けています。
もはや力だけではなく、技も持っています。
体力と体躯を生かし、そして戦術を駆使して挑んできます。

以前、ジュニア世代は日本が圧勝していました。
そんな時代も既に終わっています。
つまりロンドン五輪やその次も、今の苦境が続くことが予想されています。
ジュニア世代から変えていかなきゃ間に合いません。

外国人のコーチを招聘してみてはどうでしょうか。
相手の技を捌くには、相手の技と理合いを理解せねばなりません。
留学生なんかも受け入れたらどうでしょうか。

他にも考えられることがあるでしょう。
女子柔道は諸外国よりも後発でしたが、今や完全に世界のトップです。
女子にあって、男子に足りないものは何か?
これから何を強化していけばいいのか?

思いついたら追記したいと思います。

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2009年8月25日 (火)

パスカル&ジャニーさん

2001年にドイツのミュンヘンで行われた世界選手権、
これには筑波の後輩でもある金丸が出場していたこともあり、
応援に行ってきました。

この時、見に行くだけでは勿体ないので、ヨーロッパを武者修行してきました。
まずはフランスのコントレックス合宿、そのあとイギリスのクラブチームで稽古し、
トータル3週間ほどの日程を終え、日本に帰国したのです。

そのとき、ミュンヘンからコントレックスまで連れて行ってくれたのが、
当時ベルギーのコーチだったパスカル先生(フランス人)です。

パスカル先生は寝技が得意で、色々な打ち込み方法や、技を教えてくれました。
勢い余って僕にも挑戦してきましたが、さすがにそれは退けましたpaper
冗談が好きで、教え上手な先生でした。

そのとき教わった、腕挫十字固の打ち込みは非常にユニークで、
今冬発売予定のDVDにも、「パスカル式腕挫十字固」として紹介しています。

そんなパスカル先生には二人のお子さんがいました。
名前をエンゾと、ジャニーです。
彼らは当時、小学生くらいで人なつっこく、会話もままならないのに、
練習の合間には頻繁に遊んでいました。
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時は経て・・・

先日、友人からメールが来ました。
あるフランス人が「小室に会いたい」と言っている。

僕は、きっとDVDやYouTubeを見た柔道愛好者かなと思いました。
それが話を聞いているウチに、「コントレックスで・・・」という単語で思い出しました。

あの時の少年ジャニーはフランスのジュニア強化選手となり、
日本に武者修行できていたのです。(弟のエンゾはスキーの選手になったらしい)

早速、コンタクトを取り合い、講道館で待ち合わせをしました。
あの時、子供扱いしていたジャニーは立派なジュニア強化選手になっていました。
お父さん譲りの柔道は柔らかく、技も多彩でした。そして精悍な顔になっていました。
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あいにく、翌々日からメルボルンへの出張を控えていたので、
長くは一緒にいられませんでしたが、30分ほど指導しました。

彼はその後、一旦フランスに戻りチームでブラジルに飛ぶそうです。
そしてカント選手の指導を仰ぐと言っていました。
お父さんの血を受け継ぎ、多くの技術を吸収して、ジャニーも数年後は
国際大会で活躍する日が来るでしょう。

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その翌日、ジャニーを連れてうどんを食べに行きました。
つるとんたん」というこのお店、とても美味しいです。

そしてジャニーたっての希望により、水道橋のミズノショップへ。
彼はここに相当な気合いを入れていたようで、購入金額は10万円を軽く超えていました。

そして何より驚いたのが「講道館割引!」
会員なら誰でも持っている講道館のカードを持って、ジャニーが
「このカードを見せるだけで20%OFFなんだ」と言うのです。

僕は「職員の僕でもそんなことは知らないよ」と言いました。

しかし店員に見せると
『講道館の方ですね、では20%OFFとさせていただきます』
と言うのです。
しかもそれは、柔道関連だけでなく、全ての商品が対象なんだそうです。
講道館職員だった僕でさえ、そんなスゴ技知りませんでした。

しかし、講道館に通う外国人選手の間では常識らしいですよ。
皆さんは知っていましたか?

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ジャニーは両親にもお土産を買おうとしていました。
お父さんには「お父さん」、お母さんには「お母さん」と刺繍を頼んでいました(笑)

そして自分自身の帯には「小室」と刺繍を入れたい。と言ってくれました。
普段巻く帯に、僕の名前を入れてくれるなんて凄く光栄なことでしたが、

いつも応援しているよpunch

という意味で、帯の中央部分(背中に当たる部分)に黒い糸で刺繍してもらいました。
糸が黒ければ、まず誰にも気付かれません。
そういった意味では、二人だけの秘密、みたいな~

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2009年8月21日 (金)

新婚の光と陰(その十一)

そして時はきた

 

南海の楽園、バリ島

綺麗な海と、手頃な物価、ハワイを凌ぐリゾート地として

心境著しい島だ

 

海の見える丘に立つ教会、嫁はそこを希望した

どこまでも続く水平線は、同じく真っ青な空といつか一体化する

その境界線が、視界の先で同化しているようにも見える

 

燦々と降り注ぐ太陽は、差し込むような鋭い暑さを有している

それもまた、太陽さえ僕らを祝しているかのようにも思えてしまう

今日だけは人生でも特別な一日だ

 

この時だけはと奮発したホテル、奮発した挙式、奮発した食事、
どれをとっても特別なことばかりだ

 

プロのメイキャップアーティストが嫁を彩る

いつもとは違う魅力に包まれている

 

父と歩むバージンロード、それは彼女たちの家族の人生を辿るかのように、

ゆっくりと、そして真っ直ぐに僕の元へ導かれる

 

牧師のもと、僕らは宣誓し指輪を交換した。

そして唇を交わした時、僕らは神の下で夫婦の契りを交わした。
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出会いから今日まで、短い間に色々なことが起こった

しかし紆余曲折を経て、僕らはあるゴールまで辿り着いたのだ

 

この先の人生、決して平坦な道ではないだろう

しかし僕らが交わした硬い決意を持ってすれば、乗り越えられない試練は無い。
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柔道以外でこれほどまでに祝福されたのは人生で初めてだった

照れ臭くはあるが、心地良いことに変わりはない

 

 

 

しかし、忘れてはならない。

まだ決着はついていない。

 

 

時計はまだ戻っていない。

アレは警察署の金庫に収まっている。

真僕の腕に巻かれているソレは、代役でしかない。

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そんな折、日本からの国際電話が鳴った。

 

電話の主は検察庁の職員だった。

 

犯人は逮捕され、そして拘束されている。

国選弁護人があてがわれ、僕に連絡が届いたのだ。

 

若干21歳の犯人は・・・

 

つづく

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2009年8月15日 (土)

豪州メルボルン

今回、メルボルンへの招聘を企画していただいたのは
現地の日本語教師であり、柔道指導者(正心館)でもあるヨシ先生の立案によるモノです。
過去、講道館や国際交流基金などの企画で、海外派遣はありましたが、
コムロックセミナーとしての海外出張はこれが初めてでした。

寝技講習会に関する依頼はコチラをどうぞ

ヨシ先生からは以前、オーストラリアからDVDを発注していただき、
それが縁で一度、講道館にも来てくれました。
企画から実現まで、紆余曲折を経て、ようやく今回実現がなされたのです。

8/4、成田からバンコクを経由してメルボルンへ飛びました。
バンコクの空港に寄ると、必ず足つぼマッサージ(2時間3500円!)を受けるのですが、
そこで偶然にも講道館国際部の大辻先生と遭遇!これには驚きました。

南半球にあるオーストラリア、その南端に位置するメルボルンは今、真冬ですsnow
雪こそありませんが、かなり寒かったです。日本の秋くらいを想像していた僕は、
完全に準備不足でした。
おまけに、行きの機内で不自然に座ったらしく腰がとても痛くなりました。

そんな状態ではありましたが、到着するとヨシ先生や、柔道指導者のジョンが
手厚くもてなしてくれたので、非常に居心地は良かったです。

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翌日、ヨシ先生が勤務する小学校へ。
日本文化を紹介する日だったそうで、僕も参加します。
テコンドーや空手着、チャイナドレスなど、微妙にピントがずれちゃっている
子供も少なくありません(笑)
僕が投技や、固技を披露すると、悲鳴に近い歓声が起こりました。
受身体験などもやったのですが、正心館への入門者が増えそうな兆しがありました。

その夜、柔術のジムに出稽古に行きました。セミナーの宣伝と、身体慣らしが目的です。
オーストラリアでは「立技は柔道」「寝技はBJJ」という風に、分けて捉える人が多いらしく、
『柔道の寝技も凄いんだぞ!』というところをアピールして、心地よく帰ってきました。

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翌朝、名所であるグレートオーシャンロードmist
すぐ近くで鯨がゴロゴロしていました。
日本では余り見ることが出来ない、壮大な景色でした。寒かったけど・・・

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さていよいよセミナーです。
以前、グレイシーセミナーがあったときは250ドルの参加費で、
横四方固しか教えてくれなかったそうです(笑)

なので僕も袈裟固だけを教えようかと思ったのですが、さすがにそれでは
二度と呼ばれなくなってしまいます。
袖車絞を中心に4時間、たっぷり指導しました。
中には北京五輪81kg級で出場していたマーク・アンソニー選手も参加していました。
セミナーは2日間に設定し、翌日は復習とQ&A、それに全員で乱取りを行いました。
セミナーの内容は、DVDとなり、現地でも発売されるそうです。(正心館HP参照
日本語が苦手な方は、このDVDを見るとわかりやすいかもしれません。
(日本語で案内してもダメか・・・)

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セミナー翌日は、正心館の練習に参加、17:30から少年部を2コマ、
その後は成年部で、終わったのが23:00というハードな内容。
とはいえ、少年部に関しては講道館と余り変わらない様子。
一緒に遊ぶ感じで参加してきました。
ただ唯一、強烈に印象に残ったのはある少女の言葉でした。

「アナタがもう少し英語を話せたら、もっとお喋りできたのにねheart03

はい。頑張ります!もっと勉強してきます!upup

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オーストラリアといえば動物王国。初日の夜にはカンガルーを食べました!
結構美味しかったです。オーストラリアを代表する動物ではありますが、
やっかいな動物らしく、増えすぎたら食べちゃうんだそうです。
冬のコアラは冬眠中だそうで、背中しか見ることが出来ませんでした。
ムリヤリ抱っこなんかすると、鋭い爪で引っ掻かれるらしく、危険なので止めました。

今回、始めてオセアニア方面に行くことが出来ました。
見聞を広めるという意味では貴重な経験でした。

まだまだ勉強不足ではありますが、少しずつ英会話も出来るようになってきました。
パット先生や、講道館の皆さんのおかげです。
これを機に、もっと勉強して、通訳無しでも技術解説が出来るよう勉強していこうと思います。

またヨシ先生とジョンは、とても【講道館柔道】を愛していました。
競技のみではなく、柔道を武道として捉えていました。
日本の柔道家として、柔道の価値観を非常に感じた1週間でした。
そして彼らの愛情をしっかり受け止められるよう、日本柔道(講道館)は
もっとしっかりしなきゃいけないな。と感ました。

正心館柔道アカデミー
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正心館の柔道Tシャツです。「柔道」の文字はヨシ先生が書いたそうです。
ヨシ先生、柔道・空手・書道を合計すると五段!そういうマルチな有段者もいいですね。

そんなヨシ先生、現在、花嫁募集中ですribbonvirgoribbon
非常に穏和で、国際感覚に長けた方です。もちろん英語も堪能です。
「白人希望」と言っていましたが、この際、それは除外することにしました。(キッパリpaper
興味のある方は、ご連絡下さい。

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ヨシ先生の自宅は庭付きの一軒家。
庭に道場を増築していました。もう完成間近。
自宅に道場があるっていうのは、柔道家にとっては夢ですよね。
人のウチなのに、浮かれているジョン先生です。

 

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