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2009年7月

2009年7月31日 (金)

新婚の光と陰(その十)

昨日、警察官がウチにやってきた。

なぜか猛烈な勢いで部屋を掃除した。
嫁のパンツも畳んでタンスに。

どういう経緯か、道衣のズボンで紐が片寄った場合の修正法を伝授した。
几帳面なデカだった。

回収した時計は警察署の金庫にしまってあるらしい。
よく聞く話だが、警察署内でも盗難事件けっこうあるそうだ。
警察官でも油断できない。つーかそれ、警察官やっちゃダメだろ。

何度も、何度も、回収した時計のシリアルナンバーを照合する。
「6」と「8」とか、間違っていないか確認する。

ピッタシカンカン、失われた結婚記念時計だった。

『失われた新婚の刻』を刻む時計

事件が解決するまでは、金庫から出すことすらできないらしい。
バリ挙式には間に合わない。

失われた刻は戻らない。

嫁は7月、殆ど弁当を作らなかった。

妻の愛情と、弁当の量は比例するらしい。
と、ある研究では立証されている。

時計との因果関係は考えるまでもない。

失われた時計は、失われつつある愛を取り戻すことができるのか


逮捕令状は出された

平穏に暮らしている犯人よ

あの時、お前は幸運だと思ったか?
盗んだ金はどうした?何に使った?

お前の罪は海より深く、山より高い

覚悟するがいい

日本の警察はお前を逃がさない

最後の夜を楽しむがいい

酒も、タバコも、今夜が最後だ

お前はもうロックオンされた

いま、お前を狩りに行く

つづく

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2009年7月29日 (水)

32

明けましておめでとうございます三日月
お陰様で私shine32歳shineになりました。サニーです。

年頭にも触れましたが、今年は転機の年となりそうです。
結婚、転職、出版と上半期は慌ただしく過ぎ去っていきました。

講道館に勤め始めの頃、中学生が
「もう三十路ですね、結婚しないんですか?」

と毎日のように言っていました。その都度・・・

『まだ29歳だから!三十路じゃないから!punchannoy
と反論していたのが懐かしい・・・いまは32歳です。

30歳になったときはグッと来るものがありましたが、今はもうへっちゃらです。
39歳ぐらいになると、また凹むんでしょうね。

徐々に歳をとり、動きも悪くなっていきますが、行く末は平爺のように
寝たらやたらと強いジジイを目標に、頑張っていこうと思います。
Sdscf2992

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2009年7月25日 (土)

新婚の光と陰ー休載のお知らせー

好評(?)を頂いている「新婚の光と陰」シリーズですが、休載sweat01することになりました。
詳細を伝えることができませんが、闇の圧力に屈した自分が情けないです。

というのはウソです。

話の内容が、現在に到達してしまったのです。
作り話はできませんので、今後の展開(警察からの連絡)を待ちましょう。

犯人が捕まりますように(-人-)

お金返してくれますように(-人-)

ところで、僕たちはもうじき結婚式を挙げにバリ島に渡航します。
バリ島では、嫁のたっての希望によりアールイズブルーポイントバイザシーという、
海岸線に立っている教会で挙式します。
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※あくまでもイメージ画像です


平穏無事に、幸せな新婚生活は訪れるのか?!

 

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2009年7月23日 (木)

新婚の光と陰(その九)

7月、期末試験も迫り学校はいよいよ夏休みに向けて動き出す。
ここまで来れば一段落できる。成績処理など、最後の追い込みだ。

新しく買い直した時計は・・・・
怖くて箱から一切出していない。
新品同様のまま、部屋に保管してあった。
とりあえずこの時計は、バリ挙式までは外出禁止

プルルッルルルルル・・・・・

携帯の着信音が鳴り響く。しかし見慣れない番号だ。

03-XXXX-0110

ん!!

この下4桁は特殊だ。
警察署の代表番号は、間違いなく下4桁が「0110」となる。
いわゆる「110番」てやつだ。

講道館時代、各地区の連盟関係者と連絡を取る際、
警察関連の人が多かったので、自然と知るようになった。

警察が何のようだ?
僕はあの嫌な事件を少しだけ、払拭できるようになっていた。

「高島平警察署のモノです」

用件は、銭湯に同行し一緒に現場の写真を撮らせて欲しいとのこと。

僕は憤慨した。
2ヶ月の前の被害届で、何を今更写真だと?!
こっちは成績処理で忙しいんだ。
いい加減にして欲しい!

日程を調整して赴くという話だったが、僕はその電話から1週間放置した。

再三、担当者からの電話があり、僕は高島平警察署を訪問することにした。

「実は時計が見つかりました」

耳を疑った。まさか!
もう完全に諦めていたのに。。。

詳細はこうだった。

伝えたシリアル番号を元に、警察の方で各質屋などに連絡を入れ、
地道な捜索活動を行ったらしい。

しかし、それでも時計の消息は掴めなかった。
犯人がプロであった場合、盗品を買う側もプロである。
だから消息を掴むことはほぼ不可能だ。

今回の場合、偶発的に鍵の開いたロッカーを発見し、犯行に至っている。
犯人とはいえ、プロではない可能性がある。
プロではないからどこかでミスを犯す。

ほとぼりが冷めるのを待ったのだろうか、犯人は7月に入り、
池袋の某有名質店に時計を売りに出した。
時計には15万円という値が付いた。

銭湯での写真撮影を終え、再び警察署で調書を取る。
S 銭湯の防犯カメラ

犯人はまだ泳いでいるらしい。
(現時点で拘束されている可能性も十分あるが)

質屋に売りに来た時点で、犯人の身分は照会してあるらしく、
それを元に、容疑や証拠を揃え逮捕に行くらしい。

時計の方は全ての決着がついてからの返却だそうで、その場では返してもらえなかった。

時計が2コになっちゃうな。

しかし・・・

僕が思うほど、自体は簡単なモノではなかった。

つづく。

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2009年7月22日 (水)

新婚の光と陰(その八)

5月に入り、GWを迎えたsun

嫁の希望により、久しぶりに柔術への参戦。
優勝しても、GWの緩やかな時の流れにあっても、僕の気は晴れなかった。

原宿の貸衣装でドレス&タキシードの試着をしに行った。
嫁は既に意中のドレスが決まっているようで、
予算内で収まるよう、ドレスを選択してくれた。
唯一、見栄を張ったらしく収まりがつかない箇所はパットを2重にして詰めていたsweat02
Sdscf2935

僕はと言うと、パック料金で収まるサイズに肩だけが収まらなかった。
長さは充分だが、長さに合わせると肩や上腕が収まらない。
肩や上腕に合わせると、長さが合わない。
オーダーすると10~20万円掛かってしまうらしい。
僕は生まれて初めて、試合以外でダイエットをすることにした。。。

そうこうしているうちに、8月にバリ島で行う予定の挙式が、徐々に具体化していく。

僕自身はと言えば、教師になり、
生活の変化にもなんとか適応してきたつもりだった。
しかしちょうど疲れが溜まってきた頃なのか、時計のショックなのか、
僕の心はさながら五月病sweat02そのものだった。

いつまでも僕の心は、時計ショックから抜け出せずにいたsweat02sweat02

この状況を脱しなければ、本当に病んでしまう。
僕はある決心をして、その提案を嫁に伝えました。

この1年、夏のボーナスも、冬のボーナスも全て貯蓄に回す。
本やDVDの印税も、その他全ての臨時収入も一切使わず貯蓄する。
だから・・・もう一度、新しく時計を買わせて欲しい。もちろん自腹で。

そうするしかなかった。
そうすることでしか、僕の気持ちを立て直すことができなかった。
嫁はそれを赦してくれた。

6月、僕は新しく時計を購入した。
新しい時計で気持ちをリセットする、気持ちを立て直す。
そして一気に8月のバリ島挙式まで盛り上げる。
そんな心境でした。

しかし神は・・・・

いや神自体、この世には存在しないのかもしれない。

あるのは因果。光と闇、そして螺旋。

闇の螺旋は、僕を逃してくれるのだろうか

つづく

 

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2009年7月21日 (火)

新婚の光と陰(その七)

全日本選手権は穴井選手が初優勝を飾り、無事に閉会した。
興奮冷めやらぬ武道館を足早に去り、僕は警察署に向かった。
銭湯の店長が、被害届の提出することを強く勧めたからだ。

正直な話、僕は警察が好きではない。
だから職業選択をする時期、警察官という選択肢はなかった。

誤解のないように、警察という組織が嫌いなだけで、
特定の誰かが嫌いというわけではない。
もちろん、前科があるわけでもない。

あまり気は進まなかったが、何か展開があるかもしれないと、
被害届を提出することにした。

再び銭湯に電話をし、所轄の警察署を教えてもらった。
そこは・・・・

高島平署だった。

高島平・・・

高島平警察署と言えば、講道館少年部にも多くの子供達が稽古に来ている。
知らぬ間柄ではない。

それ以上に、その署には僕の教え子がいるのだ。
その子は足立学園講師時代、3年間指導した生徒で、
僕の経歴でも関わりの深い生徒だ。
足立学園を卒業後は警察官となり、今は高島平署に勤務している。
Sdscf0770
よりによってこんな恥ずかしい事件で、彼の元を訪れることになろうとは。。。

どうせ話の展開で、彼の耳に届くのは時間の問題と判断した僕は、
事前に彼に事情を説明し、訪問した。

言葉遣いや姿勢など、高校時代からは見違えるように成長した彼は、
署の前でじっと僕の到着を待っていた。

話は早かった。
彼が刑事課まで案内してくれ、担当者まで繋いでくれた。
ことの経緯は既に伝わっていた。

刑「小室さんは柔道をやっているんですか?彼(教え子)とは友達か何か?」

5「教師をしていまして、彼は私の教え子なんです。」

刑「さっきまでテレビで柔道やっていましたけど」

5「はい、武道館から直接来ました」

刑「え?試合に出てた!?」

5「いえいえ、係員としてお手伝いしていたんです」

そんな会話をしながらも、調書?(被害届?)は書き込まれていく。
隣の取調室では、TVで聞いたような展開が繰り広げられていた。

刑事「お前を待っている子供達がいるんだろうが!何してんだannoy

おばさん「ふぇぇ~sweat01すいません・・・sweat01

フッと、この時間帯からするとカツ丼が出るのかなと思ったが、出ることはなかった。
精神的負担からか、食欲は全く無かった。

調書は進み、財布や手の全面から指紋を採取した。
財布に残った指紋は、決定的な証拠になるため、
盗られたことが分かった時点で、ベタベタ触ってはいけないらしい。

時計のシリアル番号を伝えた。
これは盗られた時計の個体番号で、、これを元に全国の質屋などで、
売却されていないかを調べて廻るらしい。

その後すぐに、担当刑事は防犯カメラを確認し、銭湯に向かった。

僕はお金を盗られた時点で、全てを諦めていた。もう取り戻すことはできないと。
冷静ではなかった部分もあると思う。

しかしあの時、すぐに被害を店長に報告し、
防犯カメラを確認しつつ警察に届け出ていれば、
自体は急展開を迎えたかもしれない。
だって防犯カメラには、犯人の服などがリアルに映し出されているのだから。
お金は誰のモノか判別できないが、時計だけは誰のモノか判別できる。

再び、後悔の念が僕を埋め尽くす。
せめて時計だけでも戻ってきてくれないか。

結婚の記念に、半生身につけるつもりで買った時計、
それが1ヶ月も経たぬうちに盗まれてしまった。
それが今どこにいるのか。
売れれていれば、あるいは消息が掴めるかもしれない。
犯人が身につけていれば、もう二度と見つかることもないだろう。

それ以上に、盗られてしまった僕の愚かさ、無力感。
哀しさを表に出さず、じっと我慢している嫁。
円満に過ごしている新婚生活に、深い闇が二人を覆い尽くした。

帰宅すると、いつものように沢山の料理を作り、嫁が出迎えてくれた。
表面上、嫁はいつもと変わりがない。

唯一、何か僕がミスをする度に
「そんなことだから時計無くすんだよ┐(´д`)┌ヤレヤレと言うようになった。。。。

つづく

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2009城北五区高段者大会

今日は試合のため『新婚の光と陰』シリーズはお休みします。

というわけで、今日は城北五区高段者大会でした。
会場に着くと懐かしい顔、足立3中の同級生「みー」がいました。
「持ってろ」なんて一言も言っていないのに、
僕のバッグを持ったまま、常に僕のそばを離れません。
Ssany1968 Ssany1969 Ssany1976
入念にストレッチをして、試合に備えます。油断はしません。
Ssany1970 Ssany1973 Ssany1971_2 Ssany1974
お相手は豊島区の同業者です。
映像を見てもらえば分かりますが、体格差がちょっと厳しいです。
100kg級か90kg級くらいあるんじゃないでしょうか?

寝技は警戒されて、全く勝負できません。
力が強く、突っ張って動きません。

今日はもう無理かな、引き分けになっちゃうかな・・・
そう思い始めた僕は、開き直ったせいか姿勢が良くなりました。
そして思い切って内股一閃!
少しゆっくり持ち上がった後、投げきりました。
投げた自分も驚きました。
こういう内股が現役バリバリの頃に欲しかったです。
とりあえず、今回は地区大会なので0.5点ゲット、合計9.8点になりました。

しかしながら高段者大会の参加者数が少なく、また高齢化しています。
これって10年後や20年後は深刻になっていそう。
6段の部で出場していた最年少は49歳。
再来年、順調に僕が6段を取得した場合、対戦相手は何歳になるのだろう?
昇段への魅力、難易度などの制度改革をする必要があるのではないでしょうか。

また今回も対戦相手が不在、不戦勝になっている方がいました。
点数もらえず、返金もされず、本当に気の毒です。

しかも参加費は5000円!(全国高段者の倍額です)
なぜか懇親会費も込みです。参加しない人も5000円です。あり得ないannoy

早急に改善しなきゃいけない点だと思います。

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2009年7月19日 (日)

新婚の光と陰(その六)

武道館では選手係に従事していた。

待機室から選手を誘導し、道衣チェックをして試合場脇まで導く。
そんな任務を行いながらも、頭の中は時計のことでいっぱいだった。

ブーブーブー、携帯が銭湯からの着信を知らせる。

店長一部始終を詳しく説明してくれた。

まず、忘れ物に時計はなかった。

そして、防犯カメラは全てを知っていた。

GWを目前に控えた4/28
脱衣所はいつもより混雑していた。

普段使う辺りのロッカーは全て埋まっており、
いつもは使わない高さのロッカーに荷物を入れた。

硬貨を入れ、鍵を閉めた僕は浴室に向かう。
この時僕は、鍵を抜くことを忘れるという痛恨のミスを犯す。

間もなく、ハイエナがロッカーの周囲をウロウロし始める。

画像の角度や解像度により、詳細なことまでは映し出されていなかったが、
僕以外の誰かがロッカーを開け、荷物を持ち出している映像が映っていたという。

時計は盗まれたのだ!

買って1ヶ月もしないうちに、記念の時計が盗まれた。
その時計が盗まれたこと自体、財布から抜き取られた3万円に気を取られ、
気付かなかったのだ。

僕が自分を許せなかったのは、その点にある。
「大事な時計が盗まれたことすら気付かなかった」

僕の性格上、嫁が盗まれたこと知らなかったら、
こっそり同じものを買っていた。
しかし、盗まれたことを先に気付いたのは嫁だった。
誤魔化しはもう利かない。

しかも、僕は嫁にこう言っていたのだ。

「指輪、3年以内になくすよ」

そう言った自分自身が、1ヶ月も経たないうちに盗まれたのだ。
しかも自分の不注意が原因である。

穴があったら入りたい心境とはこのことだろう。

あまりのショックに食欲すら失った僕は、何も考えることができなかった。

嫁は「時計はまた買えばいいから大丈夫」そう言って励ましてくれた。
しかしその表情はどこか寂しげだった。
Photo

そして神はまだ、僕を赦してはくれなかった。
闇が暗闇を呼び、暗黒の世界へと引きずり込むように。。。

つづく。

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2009年7月18日 (土)

新婚の光と陰(その伍)

傷心のウチに帰宅すると、いつものように嫁がご飯を作り帰宅を待っていた。

嫁は既に、この事件をメールで知らせてある。

落胆の表情を隠せない僕に、嫁はこう言った。
「お金盗られた程度で良かったじゃない。命落とさなくてheart03

半分洒落のようにも聞こえるが、要するに
「五体満足で帰って来れた。それで充分だ」
そう言いたかったのだ。

それには幼い頃、交通事故で瀕死の重傷を負ったことがある、嫁の経験がそう言わせているのだ。

「お金はまた頑張って働けば取り返せるよ」そうも言ってくれた。

僕は無心になって、ご飯をかき込んだ。
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その晩は半ば強引に、眠った...zzz

翌日は全日本選手権大会。
僕は選手係を仰せつかっていた。
講道館としては一番重要な大会である。

テレビ中継もあり、時間が固定されているので、遅刻は許されない。

スーツに着替え、早めに家を出ようとする。
嫁が見送りに来てくれた。

僕は忘れ物を思い出し、嫁に取りに行ってもらった。

嫁「どこに置いたの?ないよ」
5『いつもの辺りだよ。大体分かるだろ?早くしてよ』

時間にはあまり余裕がなかった。嫁を急かすdash

嫁「いや絶対にないよ。どこに置いたか覚えてる?」
5『覚えてない。無いの?』

嫁「そもそも昨日、持って帰ってきた?それも盗られたんじゃないの?」
5『えぇ?!』

否定できなかった。
確かに、持って帰ったという記憶がない。
持って帰った記憶がないから、部屋のどこかに置いた記憶もない。

結婚記念に買ってもらった時計がないのだ!sweat02sweat02sweat02
111557

もう集合時間が迫っていた。
今すぐにでも家宅捜索したいところだが、断腸の思いで家を出る。

心を落ち着かせ、冷静に昨夜を振り返る。
風呂に入るため服を脱いだ後、時計の記憶が一切無い。

現金を取られたとして、買ったばかりの時計を盗られてもおかしくない。
いや、どこかに置き忘れたのか?

頭の中がぐるぐる回る。

全日本選手権なんてどうでも良かった。柔道している場合じゃない。
今すぐにでも家か、銭湯に向かいたかった。
しかし自分の足は武道館に向かう他ない。もどかしい!!!

確認のため、銭湯spaに電話をする。

どうせ盗難は自分のミスだったのだ。
恥の上塗りをするだけなので、盗難の件は銭湯管理者には伝えず帰宅した。

「昨夜の忘れ物で時計がありましたよ」

その言葉が聞きたくて、祈るような気持ちで電話をした。

忘れ物の記録、防犯カメラ、その全てを調べてもらった。
そこに写っていたモノは。。。


つづく。

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試合のお知らせ

新婚の光と陰シリーズが好調なようで、アクセス数が1.5倍になっております。
人の不幸は蜜の味ですなcoldsweats02

ところで、大会出場のお知らせです。

7/20(月・祝) 城北五区高段者大会
荒川区総合スポーツセンター 14時開会

9/13(日) 都民生涯スポーツ大会
講道館大道場 13時開会

いずれも五段の部に出場します。
1試合のみですが、頑張ってきます。

またここ最近の試合は、DVDにまとめて宝寿司に置きました。
ご来店の際には試合映像もお楽しみ下さい。

そして今回、新たな挑戦です。
5/23に行われた東京都「形」競技大会の審査結果が発表となり、
10/25(日) 全日本「形」競技大会への出場が決まりました。
今回は高野先輩と組み、「固の形」で出場します。(会場は講道館)

どこまでやれるか分かりませんが、いけるところまでやってみたいと思います!
応援宜しくお願いします。

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2009年7月17日 (金)

新婚の光と陰(その四)

4/29・・・戦後から続く、毎年恒例の全日本選手権大会。
日本人柔道最強を決める戦いが日本武道館で行われる。

そしてその前日。
これもまた恒例の全国高段者大会が講道館で開催される。
五段以上の高段者が昇段用の勝ち点を目指し、そして日頃の不摂生を痛感するこ
の大会、
僕も数年前から参加している。

この日も例年通り参戦し、3年連続で『袖車絞と肩固の複合技』で勝利した。
おまけに今回は「優秀選手賞」までついてきた。近柔にまで載った。

その日の第1試合だったので、10時には帰宅、すぐにブログを更新し、
久しぶりの昼寝を満喫した。午後は淑徳大学で寝技の指導だ。

淑徳大学での指導帰り、僕は銭湯spaに寄る。
女子大生に寝技の指導をした夜、帰りが遅いと嫁が不機嫌になるbomb
気持ちは分からないでもないが、間違いは起こらないと断言できる。(キッパリ!)

子供の頃は熱くて苦手だった温泉も、いまでは僕を癒してくれる重要なものであ
り、これが毎週の楽しみでもある。
久しぶりの試合、それに勝利した心地よい疲労感を、温泉spaが癒してくれる。

とはいえ、自宅では嫁が待っているので、頃合いを見計らってそこを出る。

しかし、何かが足りないsweat02

いつも左腕上腕に巻き付けている鍵がない!! sweat01sweat01

急いで自分のロッカーに駆け寄るdashdashdash

扉を開き、財布を確認する。

あった!

お金は?


 
紙幣が全て抜き取られていた
sweat01

僕はロッカーに荷物を収め、コインを投入し、鍵を抜かずに浴室に向かっていた
らしい。
(防犯カメラにハッキリ写っていた)

無防備のロッカーは、心無い人間の寄って開けられ、
財布から全ての紙幣が抜き取られていた。

しかもタイミングが悪いことに、GWを目前に控えた4/28にである。
いつもより多めに現金を引き出したばかりであった。

やられた!

被害額は約3万円sweat02
決して小さい金額ではない。

あまりにも愚かなミスを犯してしまった自分の情けなさ、
そのミスをしっかりと見逃さなかったハイエナ。

きっと僕の浮ついた心が、普段はあり得ないようなミスを誘発してしまったのだ
ろう。
僕は犯人を呪うより、自分自身が許せなかった。動揺は隠せなかった。

途方に暮れ、うつむいたまま、僕は家路を急いだ。

しかし闇の螺旋は、まだ僕を逃してはくれなかった。

つづく。

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2009年7月16日 (木)

新婚の光と陰(その参)

今年の3月14日、いわゆるホワイトデーに僕たちは入籍した。

なぜこの日に拘ったのかといえば、それほど拘る必要もなかったが、
とりあえずホワイトデーに決めたのだ。

嫁は勲(うちの親父)を引き連れ、北区役所で入籍届けを提出、無事に受理された。
親父は窓口で「俺が結婚するんじゃないよ。息子だよsweat01
言い訳がましいことをいっていたらしい。 そんなこと言うまでもなく、見れば分かる。
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その時、僕はマカオタワーに昇っていた。
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講道館の派遣で、寝技指導に行っていたのだ。
幾ら仕事とはいえ、入籍の日に海外出張なんて。。。

マカオ柔道連盟の人達は心底驚き、そして僕の「柔道魂?」を称えてくれた。
なぜか、マカオの新聞にまで載ってしまった。
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それだったら入籍の日を代えればいいとか思うだろうが、
なぜかその時は、拘る必要のない拘りを持っていた。

もちろん、家庭へのアフターフォローは抜かりない。
講道館から支給された手当ては、すぐに空港でティファニーの ブレスレットに姿を変えた。

そしてあの日を迎える・・・

つづく

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2009年7月15日 (水)

新婚の光と陰(その弐)

最初に伝えておく。
ハッキリいって今回は、ほぼノロケ話だ。
滅多にこういう話はしないので、勘弁して欲しい。

昨年の2/15、共通の友人を介して嫁と知り合った。

僕はすぐに海外出張(ラオス・インドネシア)があり、
帰国後すぐに付き合うようになった。
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結婚の話題は自然に出てきて、その意志は時間の経過と共に
決意と確信に変わっていった。

年末、指定されたメーカーの指輪を注文する。
翌年2月、指輪が完成する。

寝技講習会で長野に行くことになり、依頼主のご厚意に甘え
嫁を連れて行くことにする。
Ssany1513
講習を終え、せっかくなので足を伸ばし、善光寺参りをする。
数年前、実業団の試合で善光寺を訪れたが、なかなか趣のある素晴らしい町並み
だった。

ちょうど何かのイベントの時だったようで、境内は夜遅くまで賑やかだった。
一番奥の堂まで入り、小銭入れからお賽銭を取り出し嫁に渡す。
Ssany1614
フリをしてぴかぴか(新しい)指輪ぴかぴか(新しい)を渡した。

そのまま指輪を投げ入れたらどうしようかと思ったが、
さすがに気付いてくれたらしい。
自分で欲しがっていた指輪なので、当然気に入ってくれたようだ。

しかし、おっちょこちょいの窮みである嫁に対し、僕はこう宣言した。
「3年以内になくすよ」

既にこの時、僕は闇の螺旋に引き込まれていた。
しかしその時点ではまだ、それ自体を知る由もなかった。

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2009年7月14日 (火)

新婚の光と陰(その壱)

プロポーズなんて、あったか無かったか曖昧なところなんですが、
こういう場面で必須なのがshine指輪shineです。
僕は婚約指輪と結婚指輪の区別も分からないような男なので、

俺は指が変形しているからいらない。
婚約と結婚指輪を合同で1個、好きなのを買ってやるから選べ

という経緯で以下の指輪を買ってあげました。側面にダイアが埋め込まれているそうです。

Photo

この経緯について、僕自身は
『男のくせに指輪なんか出来るかぃ、嫁も1個で充分!』という価値観なんですが、
それって普通じゃないみたいですね。周りからもかなり批難されました。

嫁は指輪には満足したようですが、僕にも何か記念品を身につけて欲しい!
と食い下がりました。
そこで僕は『じゃあ時計をくれ!』といい、オメガのプラネットオーシャン
という時計を買ってもらいました。
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派手さはありませんが、とにかく大きくてゴツく、何歳になっても
身につけることが出来そうな時計です。

来月、バリ島での挙式まではお互いに身につけないと約束していましたが、
我慢しきれずにちょくちょく身につけていました。

そんな新婚ほやほやの僕たちに、まさかあんな惨劇が見舞われるとは、
自分はもちろん、家族でさえも予想すら出来ませんでした。
あまりのショックで、この惨劇から3ヶ月近くたちますが、
嫁以外の誰にも語ることさえ出来ませんでした。

幸せな家庭を襲った惨劇とは

つづく

 

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2009年7月11日 (土)

2005年教員大会の巴投

2005年、足立学園で講師をしていた頃に出場した教員大会の映像です。
映像を提供していただいたSさん、ありがとうございました!

この頃は足立学園で毎日練習できていましたので、
身体は相当に動けていました。
教員大会にも初出場だったので気合い入っていましたし。

相手の佐藤選手は、その前の試合でいい動きをしていたので、
僕も全力で臨ませてもらいました。
組んですぐの巴投は、たまたま入った感じですが、巧く決まりました。
投げた後、すかさず極めに行くところは、寝業師として必須の技術です。

いま、DVDに挿入するための動画を集めているんですが、全部で30試合は超えそうです。
試合映像を見るだけでも楽しんでもらえそうです。

ただ、もう若くて強い選手が東京都にも入ってきたので、僕の出番はなさそうです。

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2009年7月 6日 (月)

DVDコムロック2(仮)の撮影

Sany1916 _dsc1649
前回のコム本撮影に続き、昨日はDVDコム2の撮影に臨みました。

本の撮影では相当な時間がかかったため、
今回は少し早めに9:30集合としました。

スタッフは前回の倍くらいでしょうか、機材も多いです。

困ったことにウチの道場、エアコンの音が大きいのです。
雑音になってしまうので、撮影中はエアコンを切っていました。
エアコンがあることが前提なので、逆に道場の窓は開かない設定になっています。

暑い…sweat02sweat02sweat02

技を施す度に、汗がしたたり落ちていきましたsweat01

午後にもなると、僕の道衣は例えようもないくらい臭くなっていました。
最終的には3kgくらい痩せていたと思います。かなりハードでした。

また困ったことに、本の写真撮影とは異なり、
映像撮影なので早く進行していくと思われました。

しかし、僕も4年ぶりで気合いが入っていたせいか、とにかく丁寧に撮影していきました。
お陰様で、なぜか終了時刻は同じ22時。12時間半も撮影していました。

18時くらいには終わるかなとも思っていたのですが、甘かったです。
ギブアップしてしまいたくなるほど、終盤は疲弊しきっていました。

また困ったことに、僕は結構、滑舌が悪いんですsad
丁寧に喋っているつもりですが、かなり噛んでいます。
聞き苦しい場面はあるかと思いますが、必死で喋っているので、
どうか見逃してやってください。

その分、前作を上回るような秀作を作っていきたいと考えています。
制作会社によると、今回は前回をゆうに超えるボリュームだそうで、
上下巻になる可能性があるとのこと。

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代金に充分見合うだけの作品は作っていきますので、お楽しみに。
今日はもう疲れが取れず、ヘロヘロな一日でした。。。

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