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2008年7月14日 (月)

2008 タイ国際 [結果]

昨夜発の便でバンコクを出発、今朝成田に着き、通常通り出勤し、
普段通りの生活に戻りました。

今回、色んな意味でまた『勝負』がしてみたくなり、
ワガママを言って休みをもらい、自費でタイ国際に挑戦してきました。
Sany0371(バンコクの中心街)

挑戦とはつまり、自分への挑戦。
どこまで試合まで取り組めるか、身体が動かせるか。
練習していることを実戦で極めることが出来るか。
そしてプレッシャーに打ち克てるか?!

それをを克服する1つの要素として、僕がテーマに掲げたのが
『脱力』です。

しなやかな動き、素早い対応、柔軟な思考、そしてスタミナの節約、
それをを求めるには完全にリラックスした状態が不可欠だと思いました。

現地では足立学園の後輩、塚ちゃん(タイ滞在中)が差し入れを
持って応援に来てくれました。

またラオスから協力隊のしんご君が、選手と共に来てくれました。
(撮影もやってくれましたmovie

香港からは同期の安達春樹がコーチとして来ていて、
台湾国際の時と同じく、バカ話で盛り上がり、とてもリラックスさせてくれました。
Sany0429(右端はタイの協力隊員オノ君、義肢装具士です)

さて試合の方です。
Sany0342

1回戦 DINH HUU LOC(ベトナム) 腕挫腕固で一本勝ち(約30秒)
最初は柔らかく組んで、相手の様子を探りながらやりました。
序盤、春日ロックを狙いますが、手が挟まってしまい、両手を組むことが出来ず。。。
次に組み合った瞬間、相手の釣り手が下を握っていったので、
腕挫腕固を仕掛け、引き込みながら一気に極める。
(この技法はDVDで解説されています)
Sany0368

2回戦 CHO JAE-KYUNG(韓国) 巴十字で一本勝ち(20秒)
国柄としては一番警戒すべきところ。
やはりまずは様子を見ながらと思っていましたが、
組んですぐ、身体が勝手に動いていました。
ちょっと肘の位置が浅かったので、強引に引っこ抜いて極めました。
Sany0360 Sany0363

準決勝戦 GARY MACLAY PATRICK MEGAN(マレーシア)
腕挫膝固で一本勝ち(約10秒)

ここまでくると、テンションもかなり高まっており、集中力も増していました。
組んだ刹那の早業です。ご覧アレ!(この技法はDVDで解説されています)

決勝戦 ACHILLEUS RALLI(タイ)
決勝は、地元タイの選手との対戦でした。
序盤はスタミナ温存で探り合い、1分を過ぎたところから巴投で
寝技のチャンスを狙っていきました。

再び、今度は横掛から二段で巴投を狙います。
相手が寝技を嫌い、両手を広げて立ち上がろうとします。
僕はそれを強引に投げていきました。

相手は股間を押さえ、ジタバタしています。
彼は準決勝、GSの接戦を勝ち抜いてきたのでスタミナを消耗しています。
だからあからさまに休憩していました。
サッカーの選手が、ファウルを誘うためにやるような手法です。
 ※だって股間を蹴ったような感触無かったしfoot

すると主審が合議を始め、ジュリーが登場し、即座に僕が反則負けになりました。
『故意に股間を蹴った』から反則負けとのこと。

え?嘘だろ、冗談だろ?!
しかし現実に起こってしまいました。

相手も、意外な展開で勝ちを拾い、大喜びして握手を求めてきました。
さっきまで悶絶していたはずの選手がsweat02

ホームタウンディシジョンとはいえ、僕が見たこともないような強引な結末でした。

これなら、巴投や内股で投げられたら、
「あいつはわざと急所を蹴ってきた。もう試合続行できない」
と抗議したら、それだけで勝ちになってしまいますからannoy

結局、今回僕は2位という結果になってしまいました。
調子もよかったし、これまで頑張ってきたし、残念でなりません。

Img_6742

その後暫くは、色んな意味でゴールデンボーイと呼ばれていました。

改名:キンタマロック

冗談はさておき、台湾(3位)、タイ(2位)とここまで来ると、
優勝せずには辞められなくなってきました。もう意地です

Img_6752 (足立学園柔道部後輩の塚ちゃんとその仲間)

というわけで、残念会兼誕生日会をやりましょう!たかの先輩ribbon

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コメント

お疲れっす!!!

メガネかわいいっすね。笑

やっぱり、審判のルール不足??差別??ってのは問題ですね。
来週、篠原選手の内股すかしを例にした審判問題についての試験があります。
先生も、テストに取り上げられるくらい講道館で頑張ってくださいheart04

投稿: さがわ | 2008年7月14日 (月) 21時50分

とても残念な結果ですね。試合の後,審判への不満が残る試合は,勝っても負けてもそれだけで残念です。北京で起きるかな?と思っていましたが,その前にタイで起きるとは・・・。bearing

というわけで,是非,優勝までがんばって下さい!応援しています!!

投稿: はしはし | 2008年7月15日 (火) 02時00分

>さがわ
メガネはいいんだよpaper
お前達の先生が、寝技に理解があったらちょろっと出てくる場面もあるかもな。
つーか、ちゃんと勉強しとけよ!

では課題をいくつか・・・
1.全日本選手権で浮固による一本勝ちは過去に3回以上あったか?
2.「十字」というフレーズが付く固技は、全部で何個あるか?
3.なぜ柔道では肘関節への攻撃しか認められていないのか?

>はしはし
ある程度の誤審は予測できましたが、これは意外も良いところでした。
これじゃもう巴投も内股も出来ないですからね。
お金がないので、東アジア、東南アジアあたりを狙って、
また挑戦してみます!

投稿: 小室宏二 | 2008年7月15日 (火) 11時04分

試合お疲れ様です
先生らしい勝ち上がりだったのですね、決勝以外は・・・
海外は、あからさまなんですねsad
今週いよいよ県大会です良い報告が出来るようがんばりますrock
女子生徒の1人が先生から頂いた言葉を他の子に説いてましたcoldsweats01
心にしみたようですconfident

ちなみに今中学生は、ほめ殺し期間中ですup

投稿: takajsp | 2008年7月15日 (火) 16時15分

この度は、試合お疲れ様でした。私はタイ在住の者で、小室さんの今回の試合を楽しみにしてましたが日程詳細を把握しておらず、11日は都合で観戦に行けなかったので、12日に観戦に行ったら、前日に小室さんの試合は終わってたことを知りショックでした。

12日の柔道の試合でタイ人選手に日本人選手は決勝で負けた試合があったのでタイ人の柔道のレベルもあがってきているのかなと感じました。今後の小室さんの更なるご活躍を楽しみにしております

投稿: 通りすがり | 2008年7月15日 (火) 20時52分

>takajsp
僕も結構褒めますよ。いかにさりげなく褒めるか、テクニックが必要ですよね。
とはいえ、悩みが多くて多くてdowndowndown
吉報を期待しています。
結果ではなく、よい内容を!

>通りすがり
それは残念でしたね。。。sweat02
僕の勝った試合は、見ていても面白かったと思います。
会場は沸いたと言うよりも、何が起こったのか分からず、
静まりかえっていました。
選手は日々進化しているので、審判も判断力を養って行かなきゃいけませんね。
しかしタイはオカマ多いですねlovely

投稿: 小室宏二 | 2008年7月15日 (火) 23時17分

ん?誕生会?残念会?
べつに残念でも何でもありませんが・・・
お誕生日は祝ってあげてもいいけど・・・heart04

>しかしタイはオカマ多いですね

決勝の相手も仲間入りですね。。。

投稿: たかの | 2008年7月16日 (水) 07時35分

>たかの
じゃあ誕生会はドームホテルにしましょうかheart02
決勝の相手は結構イケメンでした。
でも玉は潰れていないので俳優やるのが良いんじゃないですかねthink

投稿: 小室宏二 | 2008年7月16日 (水) 09時28分

 小室先生、お疲れさまでした。
 今度、「金的蹴り」、ご指導しますよ(笑)。
 私の「空手セミナー」、「クロストレーニングセミナー」、27日(日)に予定しております。講師として、ご参加ください。

投稿: koyama | 2008年7月17日 (木) 09時30分

これは・・・悔しいなんてもんじゃない納得のいかない判定ですね。

しかし・・・ビデオの審判の集まり方のすばやさからすると、決勝前から「なにかあればすぐ」みたいな空気があったとしか(汗)。気持ちはわかる気もする(爆)。エントリーの書類見た瞬間から「え~マジで?・・・なんでわざわざ来るんだよ!」みたいな。そんで準決勝までの早業で、みんな口には出さずとも「おいおい!本気で勝ちに来てるよ(怒)」みたいなムードが本部席あたりに充満してたんでは。いやもちろん建前は『国際』なんだし、勝ちに行くのはあたりまえなんですが。

音楽で同じような現場に出くわしたことあります。アマのコンテストに元プロが混ざって出場、どう考えても一組だけレベルが違う。このときは幸い公平にきちんと優勝させてましたが、結果発表のときの空気が第三者的に爆笑ものでした。

「やっぱり・・・」みたいに当たり前だっていう雰囲気と同時に「ずっるー!」みたいなビミョウな空間が。別にズルしてないのに(爆)。賞品が意外にいいものだったもんで本人たちはそういう場の空気読まずに大喜びして、さらに周囲を気まずくさせてました。オレは笑いをかみ殺すのに必死で苦労しましたです。

こういう場合は関西の流儀を取り入れて「今日は(今年は)これくらいにしといたるわ!」と捨て台詞を残しても許されるんではないでしょうか、っていいかげんなこと言ってみる(笑)。

でも明らかに誤審というか猛烈な地元びいきですね、これ。指導者としての立場もある小室先生が憤られるのはもっともだと思います。

投稿: koolpaw | 2008年7月17日 (木) 22時59分

>koyama先生
すいません。7/27は夏期講習会中で、一日中勤務なんです。
なんとか秋以降は参加したいと思っています。
その時は、打撃を教えて下さいrock

>koolpaw
僕はもう別格なほど強くないですよ。
だから強化選手ではなく、自費参加なのですから。
とはいえ、諸外国からしたら
「日本人のキレのある技を見たい」
「日本人を倒せ」
といった雰囲気は間違いなくあります。

まぁ今年はこれぐらいで勘弁しといてやります(笑)

投稿: 小室宏二 | 2008年7月18日 (金) 14時14分

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