僕が指導する際、一貫していること。
それは試合で負けても一切怒らないということ。
なんだか当たり前のようですが、試合会場ではいつも怒号が響いています。
(もちろん他の先生方です)
僕自身、中学高校時代は非常に厳しかったので、
負けたりしたらボコボコに殴られていました。
なので試合を楽しいなんて全く思わなかったし、
試合をするのがイヤでした。
そして負けない柔道を心掛けていました。
僕はそれじゃダメだと思います。
子供を叱るなら、生活態度や練習への取り組みなどで叱るべきです。
小学生のウチから、勝敗に拘るなんて、重要なことではないと思います。
実際、僕が小学生時代、強かった子で、
そのままシニアの強化選手クラスになったのは、
井上康生くらいです。
なので練習はきびしく、試合では結果を問わず、
思い切って勝負してきなさい。そんな感じで見守っていました。
さて、石毛大会も後編です。
(たかの先生とかなり被りますが・・・)
面白かったのが低学年チーム。
朝からハイテンションでうるさいのなんの。。。
春日クラブでは、団体戦の礼の後
「頑張っていくぞ!」
『おぉ~ぅ!』
といった感じで語尾を上げるのがお決まりらしく、
試合前に打ち込みをするわけでもなく、そのかけ声の練習をしていました。
1回戦シード、2回戦は余裕の勝利。
そして3回戦。。。
相手は緑帯ばかりで、体格も一回り大きい子ばかり。
(子供は体格や、帯の色で充分、ビビリます。)
礼をしていつものかけ声をしたまでは良かったモノの、
先鋒、千住の漢:角田師範が一本負けすると、
一気にテンションは下がっていきました。
次鋒、ネモの連続・袖釣込腰も決まらずに引き分け。
ちょっとビビって、掛け逃げ気味になってしまいました。
中堅は紅一点のルナ!
ルナが強くなったら「柔道界のアイドル」になれると思うのですが、
今回は男相手に力負け、完敗でした。
0-2と追い込まれ、万事休すの春日、副将は・・・
4:40の男、ノブ。
家が近いのに、いつも4:40に10分遅刻して来るので、
いつも僕に説教され、正座させられています。
最近はようやくそれも直ってきました。
しかしノブ選手、さっきの勢いはどこへやら、
「俺の相手、結構大きい・・・」とか言い出しました。
なんだその掌返し的なビビリ様は(笑)
試合が始まると、案の定、相手も大きく、
いつも体格で優位に立っているノブも技が決まりません。
「大きい選手に対する技がまだ出来ていない」そんな話しをたかの先生としていると・・・
目の覚めるような豪快な払腰!一本!
投げ込みでさえ、あんなにキレイに投げたことがあるだろうか?
僕とたかの先生はびっくりして、はしゃいでしまいました(笑)
そして鬼剃り大将、おにぎりコーダイ。
頭を五厘刈にしたモノの、お父さんに剃り込みを入れられています。
そんなおにぎりコーダイが、鬼の形相で相手に向かって吼えます。
が、むしろ可愛い♪
その形相に相手はビビッたのか、なんと後袈裟固で一本勝ち!
2-2の代表戦という白熱した展開になりました。
さぁ誰が出るのか代表戦。
ノブに話を振ってみると・・・
ノブ「僕はイイです!」
サックリ断ります。。。
そんなわけで、この日好調、鬼剃りコーダイの登場です。
代表戦も鬼の形相(笑)
咆哮とともに襲いかかる鬼剃りコーダイ
見事に描かれる放物線
それは投げられるコーダイの足が描いたモノでした。
「一本!」
コーダイとは対照的に、今度は小さな先鋒の子が代表戦に出てきました。
しかし小兵ながら代表戦に出てくるだけのことはあります。
しっかりとしたキレイな背負投、そしてスピード。
鬼剃りコーダイがあれほどキレイに投げられるのも珍しいのではないでしょうか?
目に涙を浮かべて帰ってくるコーダイ。
負けたって、僕らはいつでも温かく迎えます。
だってベストを尽くした結果が負けたのなら、叱る要素は1つもありません。
ジョリジョリの頭を撫でてあげました。
講道館には色んな先生がいますし、色んな指導法があります。
僕が引率するときには、今まで通りのポリシーを一貫して、
勝敗にとらわれず、ベストを尽くすことを心掛けさせたいと思います。
負けたって、温かく迎えてあげます。
厳しいのは練習の時だけ。
試合を楽しいと、柔道を楽しいと感じさせてあげたいなと思います。
最後に、今回は先生方、先輩方、ご父兄の方々に大変お世話になりました。
至らないコーチでしたが、楽しいひとときを過ごせました。
(すっげ~疲れましたけど。。。。)
次回は寝坊しないよう、気を引きして寝ます!
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