« ラジオ生出演 | トップページ | 見取り稽古 »

2007年9月20日 (木)

指導法について

『指導法について』
拳を軽く握り、グルグル回して選手を指さし「指導!」と言う。

その指導法じゃないです。(柔道家しか意味分からないですね。。。)

さて今回は、僕が心掛けている指導法について説明します。
使えそうなところは適当にパクって下さい。

2年ぐらい前までは、大学生や高校生、または柔術家など、
比較的レベルの高い人を対象に寝技指導をしてきました。

なので、どこかで小学生の指導を依頼されると、結構苦労しました。

Dscaaf2180

それはなぜかというと、以下の3点です。

  1. 絞技と関節技を教えられない
  2. 子どもはすぐ飽きる
  3. 難しいことは出来ない

こうなると、本当に基本的なことばかり。
つまりはコムロックや袖車絞など、
「小室にしか教えられない」というような
オリジナリティーが発揮できないのです。

「あーそれ知ってる。」何を教えても、そんな声が聞こえてきそうな気がします。

Dscf2181_2

講道館少年部に携わるようになり、
少しずつ、その課題も克服できるようになりました。

難しいことを段階を踏んで教える。
(簡単なこと)+(簡単なこと)=ちょっとした技術
(ちょっとした技術)+(一工夫)=高度な技術
こんな感じでしょうか?

補助動作や基本な技術、それを如何に理屈っぽく、
そして実用性を証明しながら解説していく。
時には冗談も交え、時にはウンチク(寝技のトリビア?)などを言い、
受講生(小学生)の興味をひくようにしました。

    ※ただ、古い指導者には「お前は筑波だから理屈っぽい」と
   煙たがられることがあります。。。

さて、僕が心掛けていることをいくつかご紹介したいと思います。

Dscf2182_3

小学生にはしゃべらない
余計なことは話さない。簡潔に。つまり話すことは重要なことだけ。
理屈っぽい僕だけに、話すことを我慢するのは結構大変です。


段階的に要点を増やす
小学生・・・1ポイント
中学生、成人初心者・・・2ポイント
高校生、大学生、柔術家・・・3ポイント

こんな感じで説明していきます。
4ポイント以上は、天才でもない限り覚えきれませんので、説明しません。
(天才は理屈ではなく、見て覚えたイメージで身体が動きます)

Dscf2184_2

例えば、1つの高度な技術があり、それの要点が10ポイントあったとします。
高校生、大学生、柔術家対象の場合、3ポイントまでの説明で、
3回、もしくは4回に分けて説明していきます。

小学生には、5ポイント以上必要な、高度な技術は教えられません。

そんな感じで指導していきます。
いずれはそういったマニュアル的なことも、文書化して
本にしてみたいです。

|

« ラジオ生出演 | トップページ | 見取り稽古 »

指導・セミナー」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

講道館」カテゴリの記事

コメント

小室先生、どうもです。
私は
「寝業を得意とする者(特に指導に携わる者)はより具体的に、より理論的に、順序立てて技の原理を説明できなければならないし、できて当たり前である」
と考えていますので、寝業師である小室先生が理論的(理屈っぽいとは言いません)なのは、至極当然だと思いますよ。
むしろ、小室先生を「理屈っぽい」と言う、その古い柔道家の方々が寝業を知らな過ぎるだけではないのか?と思いますね。
 
小室先生の、寝業に関する技術論や指導論、稽古に取り組む姿勢などを文章化して、ぜひ製本・出版していただきたいですね〜!
いつかそうなる事を、楽しみにしとります!
 

投稿: ケージ | 2007年9月21日 (金) 21時35分

あっ!
二重投稿になってる…
 
すみません。先に投稿されている方を削除してくださいませ。
m(__)m

投稿: ケージ | 2007年9月21日 (金) 21時53分

1コは消しときましたよ。

投技も充分、理論的に指導できますが、
どうにも「理屈っぽい=難しいことを言うヤツ」
というレッテルを貼られてしまい、尚かつ、
もう新しい情報を受け入れることができないようで、
今日も指導をさせてもらえませんでした。

出版の件も同様ですね。

もどかしいです。

投稿: 小室宏二 | 2007年9月22日 (土) 00時07分

立ち技はともかく寝技は感覚というか理屈から入らないと分かりにくいですから、かまわないと思います。
いかに理解してもらうかを考えると先生のご苦労が伝わってきます。

理解が進むにつれて相手の言うことがわかることは多々ありますから年齢にあわせての指導は大切ですよね!
先生の本を楽しみにしています。勿論DVD第二段も首を長くしてお待ちしています。

投稿: おやっとさぁ | 2007年9月22日 (土) 01時19分

子供は、一回教えられたくらいではできないのに「それ、教わったよ。」みたいな態度で聞いてますよね。

僕は、「今日は○○をやります。」というと、必ず「えー、それやったよ。」みたいなやつがいるので、「じゃあ、君、まずやってみて。」というと、できないんですよね。
ある程度できても、修正するポイントは必ずあるので、まず誰かにやらせるようにしています。

投稿: たかの | 2007年9月22日 (土) 11時04分

私も何度か小室先生に寝技の指導を受けた事がありますが、
先生の説明や話し方は、とてもわかりやすく、グイグイと
引き付けられるような話し方で、思わず聞き入ってしまい
ます。
 ただ私達のようにある程度の技術があると、先生の指導は
非常に興味深いのですが、小学生には確かに少し退屈かもしれませんね。小学生は寝技キライな子が多いですし(笑)

投稿: 道都大OB | 2007年9月22日 (土) 12時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26087/16487991

この記事へのトラックバック一覧です: 指導法について:

« ラジオ生出演 | トップページ | 見取り稽古 »