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2005年3月

2005年3月22日 (火)

アブダビ予選

今回、アブダビ予選への出場を決めたのは、自分自身への挑戦です。
前回、前々回と挑戦できなかったこと、それ以外にも昨年は色々なことを言い訳にして、
自分自身が納得できる取り組みが出来ませんでした。
そのことを反省し、今回はどこまで自分を追い込めるか、自分の柔道を表現できるのか、
それをこの舞台で試したいと思いました。

試合日程が生徒の試合と重なってしまい、そのことでもかなり悩みました。
しかしある先輩のメールが、僕の気持ちを一瞬にして沸点まで押し上げたのです。
「日本代表はここでもなれるから!」

生徒と一緒にいられない分、絶対に結果を出す!
怪我をしようが、苦しいとか、忙しいとか・・・
そんなことは一切関係なく、とにかく結果を、優勝することだけを目標にしていました。
そして自分自身、しっかりと取り組み、試合に臨みました。

大会当日、10時計量という事だったので、9時には到着していました。
しかし選手が集合し、10:30を過ぎても、なかなか計量が始まりませんでした。
しかも体重計、ぶっ壊れていました。
僕は自宅で計ったとき、65,5kgぐらいだったのですが、
計量したときは63kgだったり、69kgだったりしました。

会場がずっと(予定)のままだったり、
書類選考するのはいいとして、その出場選手を1週間を切ったあたりに、
ネットで公表するだけではあまりにも不親切です。
パソコン持っていない人はどうするんでしょうか?

主催者側にも色々な言い分があるとは思いますが、
その点は十分に反省し、次回には改善してほしいと思います。

さて、計量を終え、ルールミーティングを聞くと、なんだか怪しい雰囲気でした。
通訳の人もぎこちない感じでしたし、説明する側も、明確なことをあまり言えませんでした。

試合時間もいきなり8分に短縮されたし、普通、組技では禁止になるバスター(柔道では「抱上」)が、
OKということになっていました。

僕は細かいルールを気にしていたら自滅すると思い、
ルールミーティングでのことはあまり気にしないことにしました。

試合出場に際し、道衣を着ることは初めから決めていました。
下穿きを脱ぐことにしたのは当日です。
ビジュアル的にあまり気が進まなかったのですが、特に利用することもないので脱ぎました。

初戦、三浦選手との対戦。
やはり僕はだいぶ緊張していたようです。
慎重になってしまい、あまり動きのある展開に持っていけませんでした。
もちろん、相手も相当脚の効く選手で、思うように攻められませんでした。

まごまごしているうちに時間も過ぎ、バタバタしているうちに三角にはまってしまいました。
体力的に差があったので「まだ大丈夫だな」という気持ちでいましたが、
残り時間も少なく、あそこまではまってしまっては、極められないだけで、脱出するのは難しいなと思いました。

困ったときはアオキックや植松君のアドバイス
人のせいにするわけじゃないですけど「バスターしてもいいよ」
という声が聞こえたんですよね。

中途半端にやったら、余計三角にはまるし、ぎっくり腰にもなりそうなので、
力の限り持ち上げ、渾身の力で叩き付けました。

正直言うと、プライドなどでその状況を見たときは「あれ、本当に決まるのかよ?!」と疑っていました。

でも自分で仕掛けて始めて判りました。あれは危険です!
相手の三浦選手の目線が、僕から外れているのは判りました。
でも審判は何も止めようとはしていませんし、過去にも自分で試合の決着を判断し、
失敗した例はたくさんあります。

柔道では審判が「一本!それまで」と言わない限り、試合は完全に終わらないのです。

すぐさま袖車を仕掛けると、相手も少し抵抗し、我慢していました。
しかしすぐに落ち、試合は終わりました。

2回戦、鈴木選手との対戦。
試合開始直後、襟を握ってくれたので腕挫腕固を極めつつ巴投!
極めながら投げて、抑え込み、最終的に関節技で極めるつもりでしたが、極めきれませんでした。

引き込んだ状態(ガードポジション)になりましたが、袖車絞を狙いつつ、
隙を突いてひっくり返しました。
その攻防の中、バックに周り、裏投をしたり、跳び付いたりして裸絞を狙いました。

ここで極め切れなかったのが敗因ですね。

本戦の8分が終了し、延長戦へ。
ここでももう一度、襟を握ってきたので襟を使った手首固を仕掛けました。
極めながら倒れこんだのですが、これも極めきれず、下になったことで、
「引き込みのマイナスポイント」を取られてしまいました。

これが決勝点になり、0対−1での敗戦となりました。

アブダビの特殊なルールにも、ジャッジにも文句を言うつもりはありませんし、
言い訳をするつもりもありません。

ただただ、結果を出すことが出来なかった自分が情けなく、悔しい限りです。
鈴木選手はそのまま優勝したらしく、本戦でも頑張ってもらいたいです。

幸い、プロ柔術も間近に迫っているので、
今はそっちに気持ちを切り替えて頑張るしかありません。
今回、情けない結果だった分、プロ柔術で挽回できるよう頑張ります!

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